日本語教師としての就職は難しいということでしょうか。
養成講座(千駄ヶ谷日本語教育研究所)に勤務している者ですが、日本語教師の就職に関して、最近の状況をお答えします。 他の方も書かれている通り、国内・海外ともに最近はむしろ「日本語教師が不足している」状況で、当養成講座にも日本語教師の募集が様々な教育機関から多数寄せられています。2014年以降、当養成講座の就職希望者ほぼ全員が国内外の日本語教育機関に就職しています(就職率100%)。 日本語学習者は、国内では2011年の震災後一時的に減りましたが、その後、急速に増加しています。増加の原因としては、少子化による国内の学生数や就労人口の減少に対する政策として国内では留学生30万人計画(2014年18.4万 人:JASSO調査)を打ち出しており、2020年 のオリンピックも弾みをつけていると思われます。 また、海外においても「日本政府は、海外日本語学習者数を2020年までに500万人(2012年調査398万人)とすることを掲げ、具体的な施策に取り組んできている」(外務省HP「海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会 議論の総括と政策提言」より抜粋)という状況です。 この辺りのことは、日本語教育専門誌『日本語を教えよう!2015』『同2016』(イカロス出版)でも「国内外で日本語学習者が急増中-今、日本語教師が足りない!」の中でどのような職業か、日本語教師になるための方法、就活事情などが詳しく紹介されています。 学習者の増加に対して日本語教師の増加が充分に追いついていないため、教師不足ひいては募集が過熱しているという状態です。 正規採用についても、私共の付属の日本語学校では、本人の希望と実践力があれば、 早い人で数か月の非常勤を経て常勤講師に採用されています。あるいは非常勤を経ずに 常勤講師として採用されるケースもあります。 以上のことから、日本語教師は今が就職のチャンスと言えますし、 この状況はしばらく続くと見ています。 ぜひ、日本語教師への夢を実現させてください。
養成講座運営者の宣伝文句に踊らされないことです。 >「日本語教師は飽和状態」との話が出ていました。 結局、他の方の投稿もまとめますと、 良い雇用条件の日本語教師の職は飽和状態、 あまり良くない条件だと、常時、求人募集されている、ということです。 ですので、どこでもなんでもいいのであれば、「日本語教師としての就職」は簡単です。 しかし注意しなければならない点は、表面上の日本語学習者がふえたところで、日本語の学習者はもっぱら貧しい国の人たちであることは変わらず、結局、日本語学校や日本語教師は儲かることはない、という現実は今後も変わらない、ということ。 英語と違って、日本語はマイナーな言語であり、そんな言語を習おうとするのは、専ら貧しい国の人たちだけ。日本語教師は貧困層をターゲットにしたニッチな職業の宿命なので、今後も厳しいことには変わりありません。 表面上は「日本語教師としての就職」はできたとしても、食っていけるほどの職業としての継続は難しいのです。 そうこうしているうちに、新興国がそれなりにリッチになってくれば、日本語を学ぶ(=日本がらみで働く)必要もなくなり、日本語学習者は減少していきます。 それはもう時間の問題、向こう10年程度以内には、それは顕著に表れてくるでしょう。 >「就職の際、正規採用はまずない」という意見もありました。 過去何十年にも渡って、元々、日本語教師の職は7-8割が 「非常勤」です。 「非常勤」と言えば、聞こえ はいいですが、ただのアルバイトで、 コマあたり何円、時間あたり何円の世界です。 これは日本語教師に限ったことではなく、語学講師全般に言えることです。 お金が払われない授業準備時間のことなども考慮すると、コンビニでバイトしたほうが稼げます。 また、正規採用になったところで、他職に比べると、給与が低いことに変わりはありません。 >日本語教師としての就職は難しいということでしょうか。 有能で魅力ある人は 引き手あまたで就職に困ることはありません。(但し、その場合も給料は低い。) また、条件を選ばない人も、就職に困ることはありません。 ただ、上記以外の、大多数の ふつうの能力の人は、 永続的に食っていけるような「日本語教師としての就職は難しい」ということです。 みなさん、だいたい自分の貯金をくいつぶしたぐらい(1~3年以内)には辞めていきます。
常勤日本語教師です。 日本語教師は、2016年3月現在、飽和状態どころか教師不足状態です。リーマンショックと震災後、一時期留学生が激減しましたが、ここ2、3年はベトナム・ネパールからの留学生の急増、および中国からの留学生数が回復したことにより、日本語学校での定員は大きく拡大しています。それにともなって、日本語教師は絶対的に足りていません(特に首都圏)。日本語学校だけでなく、専門学校(留学生の受入れが多い学校)、およびスーパーグローバルに選定された大学等で、日本語教育のニーズは大きく拡大しています。 したがって、非常勤講師および常勤講師の募集は増えています。養成講座をやっている日本語学校などで日本語学校合同就職説明会などがあればぜひ参加してみてください。実情がわかると思います。数年前の情報が役に立たないのは日本語学校の世界では当たり前といえます。 ただし、経験がなければさすがにいきなり常勤講師は厳しいでしょう。最初は非常勤講師であり、常勤であっても契約社員というのが大半です(主任級以上の管理職レベルでないと正社員ではないと思っていいかもしれません)。 また、給料の面ではやはり厳しいもので、私も同級生に月給を言うのは恥ずかしいレベルです。お金が必要なら日本語教師はお薦めしません。実際に日本語教師として働いている人の大半が「共働き」の女性であり、男性教師は定年退職者が多いというところからお察しください。 したがって、日本語教師としての就職は、もしこの仕事に熱意を持っていらっしゃるなら、2016年3月現在、決して難しくはありません。ただ、それで一家を支えるほどの生計が立てられるわけではないというのも事実です。また、授業を継続して行うことに慣れるまでは、授業以外の時間を大きく取られてしまいます。それでもやはりこの仕事に意義を感じていらっしゃるのであれば、もちろん大歓迎いたします。
こちらのHPにも、日本語教師の求人情報が多数掲載されています。 御参考まで。 日本語教師の集い 日本語教師求人情報 http://www.e-tsudoi.com/db_job/job/job_bbs_list.php
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