途上国でのPPP事業は難しいのでしょうか？理由も教えてください

PPP、、、なんだそれは？ 放送禁止用語か何かか？ と興味を持ったため調べてみました。 やはり知恵袋は自分の世界とは違うものを学ぶきっかけになるよい場所ですね。 ただ、この質問を見てから調べたから完全なるど素人である。 でも回答がないのはもったいない質問なので、精一杯調べてみる。 すでに質問者様はご存知だろうが、 PPPとは、パブリックプライベートパートナーシップの略称である。 官と民がパートナーを組んで事業を行うことであり、 水道やガス、交通など、従来地方自治体が公営で行ってきた事業に、 民間事業者が事業の計画段階から参加して、設備は官が保有したまま、 設備投資や運営を民間事業者に任せる民間委託などを含む手法のことである。 PFIとは違い、事業の企画段階から民間事業者が参加できるため、PPPの方がより権限が大きいな。 と、PPPが何かを学んだところで、ようやく本題の回答を考えるスタートラインに立てた。 しかし、専門家ではない私がこの質問に答えるのはかなり知識が必要そうだ。 まず、PPP自体はすでに日本国内では成立している。 そのため、国内で行うのであれば不可能ではない。 もちろん、簡単ではないぞ。 本来は地方自治体が公営で行ってきた事業を、民間事業に任せるのだ、 これは相当慎重に考えなくてはいけないし、それだけ厳しい審査基準を通れる民間事業でなくてはならない。 だって、交通や水道、ガスだぞ、人間が生きていくには欠かせないモノである。 その事業を個人やよくもわからない事業者に任せられる訳がない。 だから、日本国内でも非常に厳しいのだよ。 ではそれを踏まえて、途上国でのPPP事業が可能かどうか？ 可能か不可能かで答えろと言われれば、おそらく可能だと思われる。 実際に、 インドネシア マレーシア フィリピン カンボジア ベトナム モンゴル インド イラク といった、様々な国々でPPPは存在している。 特にベトナムはPPPが多いようだな。 これらから見て、海外でPPP事業はあるし、可能であると考えられる。 ただ、今回の質問は「途上国」で、「難しいのでしょうか？」である。 これは、ど素人の私でも分かる、確実に難しい。 普通の起業や、大手が海外出店するレベルと比べれば、とてつもなく難しい。 何故か？ あんまり詳しく聞かないでくれよ、私はど素人だ。 だが、最初に話した通り、日本国内でも簡単ではないのだ、 地方自治体が公営で行うような非常にその国にとって重要事業を、簡単に任せられない。 それを経済政策、財政政策、社会情勢、政治などが安定していない、 国家機関そのものが不安定である途上国で民間がPPPを任されるというのは、 相当の信用と、実績、国との関係性やあなた自身の事業が健全かつ安定しているかが問われる。 それが成立していても任せられる可能性は少ない。 そもそも国自体が安定していないのだ。 日本は社会的に安定した資本主義国家であるから、地方自治体がちゃんと機能しており、 公営という形で運営ができている。 だから、本当に任せられる民間事業であればPPPが可能なのだ。 PPPにするメリットもあるしな。 しかし、国自体が安定していない途上国では自治体自体がしっかりと機能していない場合も多い。 公営自体がしっかりできていないものを民営にすることなどできない。 ましてや、国が違えば政治も法律も宗教も、あらゆるルールが違ってくる。 これらを考えただけでも、簡単ではないことは明確である。 少なからず、個人で途上国に行って、 「ちょっとPPPしたいんでやらせてもらえますか？」 なんて言ってできるレベルでないことはわかるだろう。 まずは、国内でPPPができるレベルの民間事業としての能力や信用がなければ、 途上国といった過酷なステージで達成することは不可能だろう。 レベル1でラスボス倒しに行くようなもんだぞ、 間違いなく返り討ちにあう。 というか相手にすらされないのではないだろうか。 まぁ、私のようなど素人ではこのレベルの回答が限界だ。 私もレベル１なのでな。笑 回答可能時間があと数時間だったが、私より優秀な回答者が現れることを祈っている。