お札を作っている工場は、東京工場 王子工場 小田原工場 静岡工場 彦根工場

紙幣（日本銀行券）については独立行政法人国立印刷局が作っています。 まず岡山工場で紙を作り、厳重な管理のもとで東京、小田原、静岡、彦根の４工場へ運び、それぞれの工場に据え付けられた印刷機で図柄を印刷しています。 なお、王子工場では切手やその他の証券類を作っており、紙幣の製造には携わっていません。 出来上がった紙幣は、日銀が製造費用を支払って引き取ります。日銀がこれを市中の金融機関へ渡した時に、紙幣は正式に「発行」されたことになります。 、硬貨については独立行政法人造幣局が製造しています。大阪本局、東京支局、広島支局の３工場で作られます。 原料となる金属を調達し、厳密に品位を鑑定したうえで、硬貨１枚分の厚さに伸ばし、それを円形に打ち抜いたあと、プレス機で模様を打刻すれば完成です。 紙幣とは異なり、硬貨の場合は製造費用と引き換えに日銀へ硬貨を納めた時点で「発行」されたと見なされます。