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経営レバレッジ係数がさっぱり分かりません。

経営レバレッジ係数がさっぱり分かりません。固定費が高い企業ほど、営業利益の増減も大きくなるのはなぜですか? 自分でP/Lを書いて比べて見ましたがよく分かりません。。

補足

変動費が高いほど、変動する原価が大きくなるため営業利益の増減も大きくなる というのは間違った考えですか?

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ID非公開さん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    営業度の変化に比例して増減する変動費とは違って、固定費は営業度に関わらず一定に発生するものだからです。 質問者さんがお店をやっているとして、 テナント代が月に500円(←固定費) 売物の原価が1個あたり40円(すべて変動費と仮定) とします。 質問者さんは、1個あたり100円で商品を売ることにしました。 月に10個売ったら、売上高は1,000円 このうちすべてが利益になるかといえばそうではないですよね。 1,000円-@40×10個(変動費)-500円(固定費) =100円(営業利益) 質問者さんのお財布に入るのは100円ということになります。 それを直接原価計算のP/Lで表すとこうなります。 1個100円の商品を10個売ったとき 変動費@40円 固定費500円 売上高1,000 変動費400 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益600 固定費500 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益100 質問者さんはがんばって商品を売り、この月は100個売れました。 計算はさっきと同じなので省きますが、 質問者さんのお財布には5,500円入ります。 それを直接原価計算のP/Lで表すとこうなります。 1個100円の商品を100個売ったとき 変動費@40円 固定費500円 売上高10,000 変動費4000 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益6,000 固定費500 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益5,500 質問者さんは考えました。 「固定費減らしたら、売上上がるんじゃない?」 テナントのオーナーにお願いして、 テナント代を月に100円(固定費) にしてもらいました。 質問者さんはがんばって商品を売り、この月は100個売れました。 10,000円-@40×100個(変動費)-100円(固定費) =5,900円(営業利益) 質問者さんのお財布には5,900円入ります。 固定費が下がったので、 1個あたり変動費、売上高が同じでも利益が 400円大きくなりました。 それを直接原価計算のP/Lで表すとこうなります。 1個100円の商品を100個売ったとき 変動費@40円 固定費100円 売上高10,000 変動費4000 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益6,000 固定費100 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益5,900 ある日、テナントのオーナーに 「うちも厳しいから、値上げするね」と言われ、 テナント代が月に1,000円(固定費)になりました。 質問者さんはがんばって商品を売り、この月は100個売れました。 10,000円-@40×100個(変動費)-1,000円(固定費) =5,000円(営業利益) 質問者さんのお財布には5,000円入ります。 固定費が上がったので、 1個あたり変動費、売上高が同じでも利益が 900円少なくなりました。 それを直接原価計算のP/Lで表すとこうなります。 1個100円の商品を100個売ったとき 変動費@40円 固定費1,000円 売上高10,000 変動費4000 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益6,000 固定費1,000 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益5,000 このように、販売数が同じ100個、同じ変動費ですが、 固定費の増減によって、営業利益が変わりますよね。 ここまでが前提になります。 今、不運にも、商品が10個しか売れなくなってしまいました。 1個100円の商品を10個売ったとき 変動費@40円 固定費1,000円 売上高1,000 変動費400 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益600 固定費1,000 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益△400 赤字です。 質問者さんは「あれれ?」と思うわけです。 ここで、1番最初のP/Lを見てみてください。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1個100円の商品を10個売ったとき 変動費@40円 固定費500円 売上高1,000 変動費400 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 貢献利益600 固定費500 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 営業利益100 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 同じ10個売って、変動費も@40で同じなのに、 なんで赤字になっちゃうの?と 原因は固定費です。 今回は固定費が1,000円だったので、 400円の赤字で済みましたが、 これが10,000円だったら.......? 9,400円の赤字です。 営業度に応じて、変動する変動費は その個数に応じて発生するものなので、 売れなきゃ売れないでいいのですが、 固定費は営業度に関わらず一定額発生するものなので、 売れなきゃ困るわけです。 これが「固定費が高い企業ほど、営業利益の増減も大きくなる」ということです。

    4人が参考になると回答しました

  • 固定費をF、売上高をX、変動利率をrとすると、貢献利益率は1-rであらわすことができ、また、経営レバレッジ係数は、貢献利益を営業利益で除した値として求められることから、 経営レバレッジ係数=X(1-r)/{X(1-r)-F} と表せます。 この式をみれば、わかるように、貢献利益率が同じであれば、固定費が大きくなるほど、分母が小さくなる結果、経営レバレッジ係数は、大きくなりことがわかります。 わからない理由が反対にさっぱりわかりません。 なお、経営レバレッジ係数は、貢献利益を営業利益で除した値として求められることについては、CVP分析で用いられるP/V図表に描かれた図から確認することができますが、わからんことでも、外ではわかったふりして、家に帰ってから自分であれやこれや考えて、歯を食いしばってわかる努力をしないと、仕事では、あいつに聞いても話にならんと相手にされんようになります。試験では、自分が考えて考えて、もがいてわかったことしか、役にたたないので、ひとに聞いてわかったような気になっても、そのような知識は、試験のような舞い上がった場では、何の役にも立ちません。おそらく質問者の方より、私のほうが歳を食っていると思うのであえて、申し上げさせていただきます。

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    1人が参考になると回答しました

  • 変動費の比率が高ければ利益率により利益を 確保できますが、固定費の比率が高いと 経費額は大きく変わりません。 そうなると 変動費率 30% 変動費率 50% 固定費 500 固定費 100 売上 0⇒500⇒1000で比較します。 売上0の場合 売上 0 売上 0 変動費 0 変動費 0 固定費 500 固定費 100 利益 △500 利益 △100 売上500の場合 売上 500 売上 500 変動費 150 変動費 250 固定費 500 固定費 100 利益 △150 利益 150 売上1000の場合 売上 1000 売上 1000 変動費 300 変動費 500 固定費 500 固定費 100 利益 200 利益 400 変動費率30%の場合ですと 利益幅が△500~200と700の増減です。 変動費率50%の場合ですと 利益幅は△100~400と500の増減です。 変動費が増加しても営業利益の増減が大きくなるとは言えません。

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