リストラで解雇者に対し「依願退職という形をとってもらう」というやり方は卑怯な辞めさせ方でしょうか？

Question

リストラで解雇者に対し「依願退職という形をとってもらう」というやり方は卑怯な辞めさせ方でしょうか？その従業員に退職理由を言う時に、日頃からの欠点を言って半強制的に退職届を書かせるところありますけど、会社側がリストラという形をとって自分たちが批判されないように、依願退職扱いさせるのは汚いと思いますがどうでしょうか？

Answer 1

はい、卑怯です。
というより、「退職の質が悪化」してます。
で、これは法的によろしくないので、最悪の場合、訴訟になります。

退職は労働者に不利な順に、①懲戒解雇、②諭旨解雇、③自己都合退職、④会社都合退職、です。

これを踏まえると、最初はリストラ（つまり会社都合）による解雇であったはずなのに、結果自己都合退職に悪化してます。

こうなると、退職金が出る場合でも、会社都合に比べ減額されますし、雇用保険（失業手当等）の給付額や給付期間も短くなって労働者に不利になります。

もし、労働者とトラブって訴訟になったら会社はかなり不利になります。