パワハラが原因で退職する場合、退職理由は本人都合での退職となるのでしょうか？

Question

パワハラが原因で退職する場合、退職理由は本人都合での退職となるのでしょうか？

Answer 1

重症のパワハラの経験者です。

退職届には通常「一身上の都合により」としか書かないので、
離職票の処理をする人が詳細をご存じないような規模の会社
では自己都合退職になると思います。

ただし、離職票をハローワークに持って行った際、担当者が
必ず退職理由を詳細に聞き、離職票に間違いがないか質問
します。仮に自己都合退職と会社が記載してあっても、本人が
自分の退職理由を主張し、担当者がそれが妥当だと認めた
場合、会社都合に変更してくれます。あくまで最終的に決める
のは職安です。それが会社に指導とまで行くかはわかりませんが、
補助を受けている会社であれば、打ち切りの対象にはなると
思います。

私はパワハラの際は1年未満の勤務でしたが、特定受給の
資格を得て給付制限なしでした。

また自己都合退職した若い頃、明らかな女性差別があったことを
主張し、会社都合に変更してもらったこともあります。

最近は補助が出ている採用も多いし、また退職しても給付制限の
３か月はとても長いです。また色々調査もされているはずです。
雇用主も労働者も、よく注意して書かないといけないですね。

Answer 2

＞パワハラが原因で退職する場合、退職理由は本人都合での退職となるのでしょうか？

通常本人都合での退職となりますね。
というのも職安は、パワハラが原因で退職という判断ができません。

雇用保険の行政手引きに基準としてはあるのは、
特定の労働者を対象とした配置転換
特定の労働者を対象とした給与体系の変更（固定給の減額等）
ですね。

ただしこの基準も、、管理者が、部下の職務上の失態、勤務態度又は勤務成績等に不満がある場合、注意、叱責することは通常起こり得ることであるから、そのことだけをもっては、当該基準に該当しない。
という但書があるので会社が認めないと難しいと思います。

Answer 3

退職を余儀なくなる程度のパワハラがあったことを客観的に証明する証拠を失業の認定の際にハロー・ワークに提出すれば会社が認めなくても会社都合退職になります。
離職票に虚偽の理由を記載しても、証拠があれば特定受給資格者を発生させたとの理由で不意打ちで助成金が打ち切り、場合によっては返還請求になりますので正直に書きましょうね。特に助成金を受給していたり、予定している企業は。

Answer 4

パワハラが原因で退職するとして、少なくともそれを会社側に認めさせないと会社都合にはならないでしょう。
パワハラがあったと会社側が認めなければ訴訟や労働審判に持ち込むなどの法的措置を必要とするでしょう。