電力会社 配電工事

こんばんは。 以前電力会社に勤めていました。 主人は現在も勤めています。 私は配電系事務でしたので、電柱に登れませんが、分かる範囲で回答いたします。 電力会社の配電系(現場)は、先の回答者様がおっしゃる通り、主に保守です。 緊急な配電線事故が起きた時、電柱に登って直します。 また、クレーン車などを使う工事現場で、電線を保護する為の防護管を設置します。 樹木接触による停電が起きたら、高所作業車を使って伐採もします。 主な仕事は、配電線事故対応や、当日に発生した急ぎの工事をやります。 夜間は少ない人数ですが、24時間体制です。 請負会社さんは、あらかじめ予定されている工事をします。 街中の電柱や電線の、新設や改修工事のほとんどをしています。 また、他の大きな違いは、電力会社の配電系で、電柱に登るような現場作業は、20～30代までです。 それ以降は、電柱を建てる場所を考えたり強度計算をしたりする“設計”に配属されることが多いです。 内線部門の異動もあります。 請負会社さんは、もっと年齢が上がるまで現場作業をします。 内線部門はありません。 また、請負会社さんの工事は、あまりにも天気が悪い時は延期することがありますが、電力会社の現場は、暴風雨や真夜中に、停電箇所を直すことも多いです。 まあ、天気が悪いから停電するのですが、やりがいはあるそうです。 命に関わる危険な仕事ですので、上下関係が厳しい職場です。 何とな～く“消防署員さん”に似ているような……。 週1回程度の宿直があったり危険な作業の分、事務系より若干お給料が良いです。 私で分かることがあれば回答しますので、気になることがありましたら補足でお願いします。