工学部で就職に有利な学科がどこですか？電気＞電子＞機械＞化学工＞金属＞材料＞建築、土木＞物理工＞生命工

大学のレベルにより多少変化します。 上位大学であればどの学科でもいい企業に進むことが出来ますのであまり何処が上と言うことも無いですが、化学系は給与が高いので化学有利な面があります。機械は自動車が好調ですが電機・電子は不調なのはご存知のとおりです。その辺が効いてきます。 中堅以下だと大量採用している電機・機械系の会社へ就職できる電機・電子・機械系が相対的に有利になります。 機械と電機以外は50歩100歩なのですが、物理・化学系に比べて生命系は範囲が狭くなります。製薬等が無理でも食品がありますが、大手食品を逃すとどんどん小さな会社になってしまいます。給与水準も比較的低めです。 質問者様は物理工学を低く評価していますが、物理工学は結構就職に強いです。理学部物理学科は微妙ですが、物理工学は材料と化学工学に近い内容を理解しつつ数学物理が出来るのでかなり評価されています。 建築系も仕事を選んでしまうので苦しい面もありそうですが、公務員は結構募集がありますのでその辺に活路があります。 結論としては大体質問者様のおっしゃるとおりなのですが、物理工学は名前の割に結構就職が良いです。 補足について 東京理科大レベルだと電子・電気・機械の有利さが少しずつ現れるレベルです。生命工から製薬だとか化学工から総合化学や石油に行けるチャンスが高くないながらもあります。それらの企業はトヨタより給与が高いですからハイリスクハイリターンな就職活動が期待できます。それ次第で生涯年収が1.5倍ぐらい変わってきます。 それに対して電気・機械であれば安定してそれなりの企業に入る事ができます。 理科大の評価は難しいです。東工大の院に進学する人も居れば学部で就職する人も多いです。学歴ロンダもリスクがありますが、うまく行けばかなりいい就職が出来ます。リスクを取るほどいい就職が出来る可能性が上がる一方で失敗した時が悲惨になります。 最低でもある程度の就職先が欲しいというのであれば電気・機械＞物理・化学＞金属・材料＞土木＞生命と言う感じです。