高校３年生です。医療事務か診療情報管理士か、悩んでいます。

診療情報管理士と医療事務（診療報酬請求事務能力認定試験）どちらも取得した上で、病院事務職として就職しました。 現在は転職して病院経営に携わる仕事をしています。 医療事務と管理士の仕事は全く違うので、どちらに向いているかを先に考えて、進学・資格取得を目指されることをオススメします。 【医療事務】 ・就職先：病院、クリニック、ニチイ等の派遣会社 ・勤務形態：非常勤６割、常勤４割（目安） ・給与：初任給１４万～２０万（目安） ・業務内容：受付窓口、レセプト算定業務、会計窓口、電話対応、来客対応、入退院手続、文書対応、事務日当直、医師との折衝、クレーム対応 等 ・向いている人：コミュニケーション能力が高い、同時に複数の業務を並行にこなせる（周囲に気を配れる）、ストレス耐性が高い、事務作業を正確にこなせる、体力がある 【診療情報管理士】 ・就職先：病院（主に中～大規模） ・勤務形態：非常勤４割、常勤６割（目安） ・給与：初任給１４万～２０万（目安） ・業務内容：コーディング（病名にコードをわりふる）、診療記録・診療録の質的管理と量的管理（必要な情報に漏れがないか、必要な書類が揃っているか）、医学研究補助（データ抽出や分析） ・向いている人：コミュニケーション能力が高い、数字に強く論理的思考力がある、生涯学習ができる こんな違いがあると思っています。 同じような事務職と思われる方も多いですが、全く違う専門職です。 仕事を探しやすいのは断然医療事務だと思いますが、ここ数年、診療情報管理士の需要が伸びてきています。それは、これから急性期病院がどんどん減り、急性期と自宅の間の役割を果たす病床にシフトしていきますが、その際に地域包括ケア病床という役割の病床の人気が高まっています。 これに転じる為には、ＤＰＣ病院と同様の医療情報提供が条件付けられています。 そこで診療情報管理士が活躍する為、どこの病院も必死で人材を探しているところです。もう数年はこの傾向は続くかと思いますし、管理士の役割は今以上に拡大すると思います。（慢性期、外来にも） 安定の医療事務か、将来性の管理士か・・・という点で考えてみれも良いかもしれないですね＾＾ または、どちらも取得することでよりスキルアップも可能です。 応援しています！