「就職先は未知数」 「就職先は限定される」 というのが答えです。 というか、文系の大学院進学はお勧めできません。その理由を下記に記します。 ①文系の就職と社会的需要 文系の社会的需要は少ないです。特に日本の大学というのは先進国の中でも最も劣っているといわれており、文系は更にレジャーランド状態であるというのが通説です。昔は事務というが煩雑でしたし、日本経済も右肩上がりでしたので法学部を卒業すればよい企業に就職できた時代もありましたが、現在では文系の就職率は悪いです。 グローバル化が進む中で、日本の大学を卒業しても英語はしゃべれないし、理系と違って卒業研究が義務付けられておらず、授業の出席率も悪いということで企業も期待していません。なので文系(特に私立大学の女子)は就職で不利になります。 銀行や商社など魅力的な就職先があるように見えて、実は金融や商社というのは狭き門です。公務員だと尚更高倍率でしょう。 民間企業においても、近年では事務をアウトソーシングしたり、派遣社員・契約社員を使うことが増えています。 また、海外進出している企業(ユニクロなど)においては人種に関係なく、語学堪能で能力が高い人材を現地採用するという方向になっていますので、日本企業の海外採用比率は高まっています。 学部卒ですら厳しい状態なのに、更に二年長く勉強して、初任給が上がってしまうことを考えると大学院を卒業する意味はないと考えてください。日本は高卒・高専卒・大学卒を一括採用するスタンスが強く、大学院卒は理工系に限って採用するところが多いです。 リクナビやマイナビなど大手新卒採用サイトとをみると、文系大学院生不可というところが多いです。 ②文系の学歴別就職 学歴別に就職率を比較すると 学部卒>修士卒>博士卒(殆どポスドク) つまり、文系においては学部卒でも需要が低く、修士卒以上になると更に就職が厳しくなります。 日本の文系においては、大学院へ行く意味はないし、社会的需要もないと考えてください。 ③就職先 文系の就職は「学部不問」の職種に限られます。 理工系の場合は「理工系のみ」という技術職や研究職がありますが、文系はそういう理工系限定を除いた職種を大人数で争うことになるので就職率が悪いです。更に今年はサブプライムローン問題の影響で求人倍率が数年前の半分にまでなっています。 そういうときでも理工系は就職先の企業規模などが劣るものの、就職率は良好でした。 ですが文系はかなり就職率が落ちていますし、公務員試験の倍率も高くなっています。 しかも2011年度は国家公務員採用数が半減しており、いつまで続くかも不明です。 学部ですらそういう状況ですが、修士課程卒になると更に「文系大学院生不可」という企業が多くなりますし、特に中小企業や一般事務職の採用は学部卒・短大卒が主流ですので文系修士は就職状況が悪いです。 大学院へ行く価値があるのは、やはり理工系のみでしょうね…
大学院に行くことにメリットはないんですね。参考になりました。ありがとうございます。
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