閲覧ありがとうございます。 ただいま浪人をしている受験生ですが、大学選択についてなかなか自分で調べるのが難しいので、質問させていただきました。

環境省ではなく林野庁ですが、国Ⅱ（林学）で入庁した者です。身近に現役環境省職員の知人友人が数人います。 林学での受験となると、やはり大学は農学部の森林科学系の学科出身の者がほとんどです。 旧帝出身者も多いです。旧帝以外では、信州大の出身者が多い印象ですが、大学よりもまずは合格順位が重要です。 というのも、環境省はイメージの良さもあって人気が高い一方で採用者が少ないため、環境省側からすれば学生を選び放題という買い手市場だからです。 国立公園職員ということは自然保護官を目指しておられるのだと思いますが、仕事内容はあまり造園学とは関係ありません。勿論、動植物の知識や自然保護法・自然公園法などといった所管法令を理解するための素養、データを読むための生物学・生態学の知識は必要ですが、大学で林学をしっかり勉強しとけば、仕事で必要な知識は仕事してるうちに身につきます。 また、国立公園にかかわる環境省職員としては自然保護官補佐（アクティブレンジャー）というものもあります。こちらは名前のとおり自然保護官の指揮のもとに現場で働く非常勤国家公務員で、公務員試験ではなく小論文と面接により採否が決定されます。こちらも狭き門で、登山やダイビング、スキーなどの経験も重視されます。