現在高校生です。 私は環境問題に興味があり、将来環境省に理系公務員として入省して地球温暖化や大気汚染防止のための制度を検討するといった仕事がしたいのですが、そのような仕事に就くには

国立大（できれば旧帝大か首都圏の国立大）の理学部、農学部、工学部に入ります。 学科のトップクラスでないと総合職の国家公務員試験に合格しませんから、入学後も相当勉強する必要があります。 大学によっては過去問に基づいた試験の傾向と対策が先輩から受け継がれて、学生の間で出回っている所もありますので、活用します。 私は既に定年退職していますが、上級（甲）に合格して採用された技術系キャリアの技官でした。環境省ではありませんが。私が受験した区分の競争率は40倍近くでした。2000人近く受けた中で35番の成績でした。 私がいた学科はほぼ全員、40人近く受けましたが、合格して採用されたのは3人だけでした。 法律職で合格して事務官になると、事務次官や審議官、局長になる確率が高まりますが、合格者の多くは東大法学部で、そこに入るだけでも至難の業です。 公務員試験に合格しても、省庁別の面接試験に合格しないと採用されません。 面接では明るく、はきはきと質問に的確に答えます。入省後にどんなことをしたいか、明確なビジョンを持っておきます。どんなことをしたいか考えていませんと答えると、即、不合格です。 採用の10年後、2年ほど、本省で技術系キャリアの採用担当者として、面接の点をつけていました。