人事院のホームページを見ていたら 「2012年度からは 従来のI種 II種 III種の区分を廃止した新制度に移行することになった」 というのを見つけました。

新たな採用試験は、能力・実績に基づく人事管理への転換の契機となることや、新たな人材供給源に対応し、多様な人材の確保に資する試験体系とすることなどを目指すものです。 主な内容は、以下のとおりです。 ・ 現行のⅠ種試験、Ⅱ種試験及びⅢ種試験を廃止し、総合職試験及び一般職試験に再編 ・ 総合職試験に院卒者試験を創設 ・ 専門職試験及び経験者採用試験を創設 １ 総合職試験 趣旨 政策の企画立案に係る高い能力を有するかどうかを重視して行う係員の採用試験 試験の種類 院卒者試験と大卒程度試験 受験資格 ① 院卒者試験：30歳未満で大学院修了及び大学院修了見込みの者 ※ 法務区分は、新司法試験の合格者であることも要件 ※ 年齢は試験実施年度の４月１日におけるもの（以下同じ。） ② 大卒程度試験：21歳以上30歳未満の者 ※ 21歳未満の者で大学卒業及び卒業見込みの者や、教養区分 は20歳の者も受験可 ２ 一般職試験 趣旨 的確な事務処理に係る能力を有するかどうかを重視して行う係員の採用試験 試験の種類 大卒程度試験及び高卒者試験 受験資格 ① 大卒程度試験：21歳以上30歳未満の者 ※ 21歳未満の者で大学卒業及び卒業見込みの者、短期大 学卒業及び卒業見込みの者も受験可 ② 高卒者試験：高等学校卒業見込み及び卒業後２年以内の者 ３ 専門職試験 趣旨 特定の行政分野に係る専門的知識を有するかどうかを重視して行う係員の採用試験 試験の種類 大卒程度試験及び高卒者試験 受験資格 専門職種の特性等を踏まえ、試験ごとに設定 ４ 経験者採用試験 趣旨 民間企業等における有為な勤務経験を有する者を係長以上の職へ採用することを目的として行う中途採用試験 試験の種類 必要な府省について、職制段階に応じて設定 受験資格 対象となる官職を踏まえ、試験ごとに設定 学生なら、３（専門的知識が無いと駄目。）と４（経験者じゃ無いと駄目。）は、関係ない。 ・ 現行のⅠ種試験、Ⅱ種試験及びⅢ種試験を廃止し、総合職試験及び一般職試験に再編 とチャンと書いてある。