パチンコ業界に転職を考えています。 関東圏ないがいいのですが、 今の候補は、 マルハンのエリア限定社員。 安田屋 カクタです。どこがいいでしょうか？またほかにいいところはありますか

元パチンコ業界の人間です。 そもそもおすすめしない業界だといいたいですがそんなこと言い出せば身も蓋もないので少しお話をします。 私がいたところも含め、パチンコ店に就職せざるを得ない人が気にするべき点は業界での優位性だとかではなく、いかにして福利厚生が充実していて「別ビジネスを持っている」会社に潜り込めるかです。 それだけパチンコは死に体なんです。最大手マルハンさんですら旗艦店のMPTをつぶしました。賃貸云々といいますがそれはこの業界のお決まりの言い訳みたいなものです。 それでは挙がっている3社を見ていきます。 まずマルハン。従業員数も多いですしほかのビジネスも手を出していますが、パチンコ以外は勢いで手を出して失敗してばかりです。パチンコなんて昔は誰がやっても儲かる業界でしたからよかったのですが、今このザマだと指導層の先見性や経営力に疑問を持たざるをえません。海外銀行はマシですが主流にする力はないでしょう。ゴルフとゲーセン、ボウリングはズタズタ。飲食はパチンコに寄生させているので共倒れのリスクがあり、別ビジネスとはいいがたいです。カジノも「進出した」という実績を作りたいがためにお古を押し付けられていますし、国内カジノ解禁も怪しいもんですね。大企業という響きがよっぽどお好きという感じでない限り、今から入るメリットは見えません。 次に安田屋。本業のパチンコ業が割と安定していたり固定客層を取り込んだりまあまあ頑張っていますが、業界自体が先細り必至なのでどうなるかは微妙です。 新しいビジネスの模索をしている様子も聞きませんし、もうあきらめているのか、ありもしないパチンコ業界V字回復に期待しているのか、何か秘策があるのか。 最後にカクタ。中途でもズバ抜けた給料と福利厚生で若干有名ですが、決まった年齢までに決まったステージへあがれなかったら切られるという話が一時業界内でささやかれた事があります。まあパチンコ業界のほぼ全てはこのシステムを取り入れているんですが、妙に高い給与額が噂に拍車をかけたのでしょう。実態が気になりますね。あくまでパチンコ一本でしがみつきを図るようですね。 こうしてみると、腰掛ならカクタでしょう。そもそも長くいれる業界でもないですし、下手に名前が売れてる大手に行くと転職きついですよ。私もそうでしたから。 世間からしたらパチ屋なんて危険ドラッグ業者とかやくざと変わらないので、転職時に堅気へ戻るのが難しいんです。 入るなら腰掛程度にして次の転職を常に考えておいた方がいいですよ。