六法全書は図書館や書店にあるので、必要になったら見れば良い程度です。法律に関わった仕事をしている弁護士、裁判官や検察官などは必須のものでしょう。 日本経済新聞はビジネスマンならば読んでおく必要がある新聞です。特に経済や金融、経営者などの人には欠かせない情報源だと思います。大学生ならば日経に加えて更に読売、朝日、毎日、ニューズウィーク日本版は読んでおきたい新聞です。 私は六法全書や日本経済新聞は読んでいませんが、今のところ日常生活には支障はありません。仕事も両方とも必要がない分野の仕事なので内容を知らなくても過ごせます。 現代社会人での教養は幅広いジャンルの良書を読み、その中でいくつかの分野は深く知って理解していれば良いと思います。そうすれば引き出しも多くなり、自分の生活もより知的で豊かなライフスタイルを過ごすことができるようになります。
「教養」というものを、どう考えるかによります。 ①日常生活において困らないよう、社会人として知っておくべき知識 ②人間精神を豊かにするために、限られた分野の知識にとどまらず、広く学問や芸術に関して自由な生活態度を身につけ、人格をより高めるようにすること 教養を①のように考えると、「六法全書」も「日本経済新聞」も必要ありません。 ②のように考える場合は、事情が違います。 「六法全書」・・・今日その名の書物があるのかどうか知りませんが、○○六法という名の書物はたくさんあります。必要なのは書物ではなく、憲法、民法、刑法などの法学的素養だと思います。 「日本経済新聞」・・・確かに、リアルタイムな経済記事といえば、当該新聞に勝るものはありません。ただ、多くは株式に関する情報ですが・・・。大切なのは、経済について考えることのできる基礎知識と経済学的考え方だと思います。
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