今、ノバルティスファーマに就職、転職するのは時期が悪いでしょうか。 先週、ディオバン事件に関する裁判が始まったところですが、 この企業は裁判終了後も下降していく一方なのでしょうか…？

中では希望退職を募り、組織をスリム化させました。新卒の募集もかなり減らしました。人材ニーズは低いです。そして業務規模を減らさずに人員を減らすということは単純にその分仕事が増える事を意味します。既に内定を頂いているのでしたら、あくまで参考にお話しします。 ディオバン事件は今に始まった話では無くもう2年以上経っており、現場はもう飽きています。顧客もまたかという感じでしょう。今は新しい呼吸器系や糖尿病合剤の販促に躍起でしょうね。 ノバルティスという船自体は沈みません。というよりグローバルの業界からしたら大した影響はありません。事実、渦中の際も株価は上昇してました。 開発力もあります。しかし、無ければ買うかコプロすれば良いだけで中で働く人からしたらどうでもいいことではありませんか？日本で売る薬が実は海外では競合の薬だったなんてことは普通です。ある意味、薬の梱包工場と営業のアウトソーシング組織みたいな側面が製薬会社にあります。また、希少疾患を担当しない限り客から必要とされてるわけでもなくどの薬も競合とのきつい争いが待っています。 日本法人は個人的な意見としてカルチャーにかなり問題があります。外資系と謳いつつも中身はコテコテです。上層部もご存知の通りですが現場も知識労働のレベルとしてはかなり低いです。単なる営業で業界自体レベルが低いので構わないのですが、総合職を前提とした他業界の日系トップ企業と比べるとどうしても見劣りします。 まあそれをどう感じるかは人それぞれでしょう。 評判としては地に落ちていますし、現場のビジネスとしても楽な状況では無いでしょうが、会社やブランド自体はすぐに回復します。だから転職するのに良いも悪いもありません。