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当時の会社の教務内容としては携帯電話の開発、製造、ならびに半導体の製造などをしており、その中で私は検査工程に携わってました。携帯電話は当時は最新技術を導入しており、とてもスキルアップや良い経験をさせていただきました。また、残業も多くなかったのでプライベートの時間も持て、公私ともにバランスの良い生活をしてました。職場環境もよく、職場の仲間と仕事外での交流も多くフットサルやバーベキュー、飲み会や食事会、その他いろいろなイベントをおこないました。今思えば公私ともにとても良い環境だったと思います。
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当初は各種行政無線、列車無線、タクシー無線など移動体通信機器製造メーカーでしたが、 次第に自動車電話から携帯電話(PHS含む)へと移行し、携帯の電話製造がメインとなりました。 それでも所謂無線(高周波回路)や通信技術に興味があり、例えば地球の裏側を走る自動車からでも 「いつでも・どこでも・だれとでも繋がれる」そんな未来を夢見ていた私は、一応夢が現実に なった今を見届けることができ、一仕事やり遂げたかなとは思っています。
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私は派遣社員でしたが、当時は正社員と派遣社員とで扱いに多少の差を感じてました。一部ではありますが、派遣社員に実務をやらせて手柄は正社員のものにするなど、派遣社員を駒扱いするような正社員もいました。駐車場も派遣社員は正社員より遠いところを利用していたりして、多少の格差は感じていました。
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女性は製造担当者やスタッフ部門が多く、技術者は少なかったように思う。子供ができて退職ではなく育児休職をして復職する人も多かった。会社全体として育児休職を取りやすい環境にあったと思う。復職後も育児時短勤務ができるので子育て中のほとんどの方は育児時短勤務をしていた。
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一時期は携帯電話と言えば折りたたみ形状で、イメージキャラの「バザールでござーる」がありました。 ストレート端末には「N星人」が起用され、国内シェア1位の時代もありました。 ところがiPhoneが登場し、遅れてAndroidが現れた頃から売れなくなりバブルも崩壊。 Android端末も出してはみたものの、熱い・遅い・重い・電池の減りなどが大変不評で 携帯電話事業からの撤退を発表。思っていたよりも技術力はなく、斬新なアイデアもなし。 そして大規模リストラ、会社は消滅しまいました。「ざまー見ろ」とは言わないが、 終盤は色々と酷いことになっていました。
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業績レビューは上司によりやり方が異なったり、評価を告げられたり告げられなかったり、統一感がなかった。評価は告げられないことが多く、業務の話し合いができなかった。キャリアレビューも異動希望しても異動できないのが基本的で、非常に不透明と感じた。
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ある日突然食堂に集められて、会社がなくなることが告げられた。その後他企業に再就職するか、本社含めた関連会社の面接を受けそこに再就職するかを選択し、それぞれが再就職活動に追われ社内はぎすぎすしたムードになった。
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一部の業務では復職後の戻り先が復職前と違った部門になる(復職時にポストが空いている仕事をする)ことがあり、女性にとってはキャリアパスが描きにくいように思う。
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