新卒で北海道大学勤務を考えているのですが、2016年に事務職がリストラされるということがありました。そこで質問なのですが、大学の事務職の将来性について教えてください。定年まで事務職とし

国公立大学は、法人化によって、 経費削減の波にさらされています。 就職を考えているあなたですから、 そんな状況については充分リサーチしていますよね？ 国公立大学の職員と言えば、一昔前までは、 悪い意味での公務員体質を持った人が多数派でした。 ９時から５時まで、定められた仕事だけをやって、 定年まで安泰…というパターンです。 しかし今は、そんなのん気な働き方は許されなくなりました。 民間企業の総合職の方々と同じように、 自ら判断して幅広い仕事を見つけ出す能力が求められています。 学生の学びや教員の研究を支える「知の拠点」の裏方として、 バリバリ働ける人材が求められています。 あなたが、大学職員という仕事に意欲と誇りを持ち、 高等教育の支援に情熱を注げる有能な人材なら、 リストラの対象になることはないでしょう。 でも、ただの事務員のつもりで働く人は、 今の国公立大学には必要とされていないと思います。 …参考までに。 私の知人は、40代の敏腕営業マンでしたが、 スカウトされて国公立大学の職員に転職しました。 大学が計画している研究施設が、 地域住民の反対に遭って、なかなか建設できないので、 地域住民を説得して同意を取り付ける仕事を任されています。