司書の資格を取得してもほとんど活かせる場がないことを知っておいてください。 公共図書館は経費削減のために民間企業運営を丸投げするか、館長以外はすべて非常勤・契約職員というのが現状です。 したがって図書館司書となりますと、高等学校配置の司書職しかないと言っても過言ではありません。よって退職者補充しかありませんので、全国でおよそ年間100人程度の採用と考えていいと思います。しかし公務員試験日程は大きく三つに分けられており、1年に3自治体しか受験できません。 というわけで司書資格を活かして図書館司書になろうとするなら全国どこへでもゆく覚悟が必要です。倍率はたぶん50倍を超えます。 日本で2番目に大きな自治体である神奈川県の例です http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/p13046.html 数年に1回しか試験が行われていません。で、倍率は85倍というとんでもない競争率です。 ☆ なお司書資格を持っていなくても、国立大学法人で図書館事務の採用を行っています。ただし、1次試験で図書館学、図書館情報学等の専門試験があります。こうなると片手間に取れる大学で司書資格を取得しても手も足も出ないでしょう。 関東甲信越地区の今年の採用予定のリンクを張っておきます。 http://ssj.adm.u-tokyo.ac.jp/11.saiyouyotei/h25_daigaku.html 今年の採用はたったの12人です。 関東甲信越地域と近畿地区で30倍程度。北海道、東北、中国四国、九州では50-60倍を超えます。れらの地区は採用ゼロの年もありますのでやはりどこへでもゆく覚悟は必要です
やっぱり狭き門なんですね…(´-ω-`) まだ、考えが甘い部分がありました(泣) いろいろ考えてみます! ありがとうでした!
資格よりは能力(言ってしまえば学歴など)ですね。 パートや派遣のような非正規なら、(平均レベルの大学を出て司書資格を持っていれば)わりと簡単です。 正規職員なら、かなり難しいです。司書資格を取った人でも、なれる人は滅多にいません。人数的なことを言えば「プロスポーツ選手になる」とか「ミュージシャンになってメジャーデビューする」より難しいのです。自慢できる程度の学歴でもなければ、諦めた方が良いでしょう。
図書館司書の資格をとっても、なかなかなれるものではありません。 一度図書館司書になったら、あまり辞める方がいないからです。 私の通っていた短大に図書館司書の資格をとれる部門がありまして、たくさんの同期がその資格をとりましたが、図書館に就職できた方はいませんでした。 本当に狭き門です。
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