大学生の就職活動で苦労するということは

○まず、最初に公式のデータ。 ☆平成２８年度文部科学省「学校基本調査」 平成２８年３月大学卒業 卒業：５５万９６７８人 進学：６万７５６３人 就職：４１万８１６３人 （この内正社員：３９万９０２５人） フリーター等：１万０１８４人 無職：４万８８６６人 その他：１万４９７０人 ☆厚生労働省／一般職業紹介状況 平成２９年３月現在 有効求人倍率：１．４５倍 正社員有効求人倍率：０．９４倍 ○以上の事から、就職活動の初期段階は世の中を甘く見て①の選り好みをしていたが、実際に就職活動をして現実の厳しさを知って妥協するようなる。 でも、企業は『人手不足人手不足』と言っても、それは正社員の有効求人倍率が０．９４倍であるように実際は「人材不足の求人難」（優秀な者以外は要らない）ですから、結局は能力の不足する者（就職活動で苦労する者）は②（企業から相手にされない）になっているのだと思いますよ。 ※アナウンス効果：マスコミ等で『景気が良くて人手不足、景気が良くて人手不足』と言うと、国民が景気が良いと思って消費を増やす。⇒実際に景気が回復する…という事がある。 本当に景気が良ければ、バイトの時給が大幅に上っているはず。