現在中学理科教員を目指しているのですが、志望している県では非正規雇用の割合が12%とかなり高い数値です。教員は今売り手市場、なるなら今がチャンスなどという謳い文句を耳にしたことがありますが、仮に現役でなれずに講師として勤務したところで、少子化の影響で正規雇用の枠が次第に埋まっていくのではないかと非常に心配しています。非正規雇用で勤務し続けていた場合低賃金で劣悪な条件での仕事を何年も続けることになるのではないかと思い、教員を志望するのは考え直すべきか…とさえ思います。 自分は中学の頃から教員になることだけを夢見ていて、ようやく近づいたと思っていたらこのような現実を知り複雑な心境です。 皆様は正規雇用で教員になるのは将来的により一層難しくなると思いますか?また、そうなるのであれば今のうちに別の進路も考えるべきなのでしょうか?
質問者様は今はどんな状況でしょうか? 高校生でしょうか? それとも大学生でしょうか? まず文部科学省が全国的に調査した結果からですが、教員採用試験の受験者の教育学部卒の合格率は約3割、教育学部以外の一般学部卒の合格率は約2.5割と言う結果が出ています。 なので教員採用試験に合格出来るのは4人に1人くらいの比率なので、採用試験に合格出来ない人が多いと言う事です。 ちなみにあくまでも合格者に対する卒業の学部の比率なので、教員採用試験を10年間不合格で11年目にやっと合格した人も合格者の比率に含まれている訳です。 新卒だけを取り出したデータは無いんですが、何年もかけて合格する人もいるため、新卒で教員になれる人は2割以下です。 つまり5人に1人も居ないと言う事です。 なので基本的な考え方として、新卒で採用試験に合格する事は珍しい事だと思っておいた方が良いでしょう。 ただし、別の進路は考えるだけ無駄です。 別の進路を考えるのであれば、教員は諦めて下さい。 と言うのも、そもそも別の進路は考えるだけ無駄だからです。 教員になりたい場合、4年次の5~6月に教育実習があります。 民間企業への就職を目指す場合、4年次の5~6月が就職活動のピークです。 つまり、民間企業の就職活動を捨ててまで教育実習をやらない限り、そもそも教員になれない訳です。 両方目指すと言うのは現実的では無いので、教員か、民間企業か、どちらかを選ぶと言う形になるでしょう。 ちなみに・・・ "低賃金で劣悪な条件での仕事を何年も続ける"と言うのも、正しい情報ではありません。 そもそも常勤講師と正式採用の教諭は全く同じ勤務内容で、さらには給与までも基本的には一緒です。 例えば本来の正式採用の教員が交通事故で半年間お休みになった場合とかに、その穴を埋める為の物が常勤講師なので、勤務内容も給与も基本的には正式採用者と変わらないんです。 唯一違うのが勤務期間です。 地方公務員法では講師の契約は最大6ヶ月までしかしてはいけなく、契約の更新は1回までしかしてはいけない事になっています。つまり最大で12ヶ月です。 12ヶ月経ったら強制的に退職です。 ちなみに待遇が正式採用と基本的には一緒なので、12ヶ月で退職する場合にはちゃんと1年分の退職金が支払われる事になります。 なお、同じ学校で何年も勤務しているように見えるのは、最初は産休代替で入りつつ、契約満了後は育休代替で入ると言うように、契約内容その物が微妙に違うためです。 実際には契約は継続はしていなくて別々に採用されていたりします。 当然ですが契約が満了すればその後仕事が無いと言うケースも当然あるでしょう。 でもまあ理科教員については各地で不足気味です。 なので講師の声がかからないっていう事はあんまり無いでしょう。かからなければよっぽど人間性に何か問題がある場合です。 極端に採用が増える事も無いですが、逆に極端に減る物でもないので、新卒での採用は期待しないでおいて貰いつつ、それがOKかどうかで判断すれば良いとは思いますよ。 自分で決断しないと色々後から後悔するので、とりあえずは結論を考えて見て下さいね。
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