人口の多い自治体職員は年収が高く、過疎地は年収が低いですか？ 都庁（トップ） 都道府県、政令市 市役所 町役場 村役場

元県庁職員です。 給与については、総務省の「平成31年地方公務員給与実態」別冊第3都道府県別、市区町村別給与等の一覧表（PDF）をご覧いただくのが一番わかりやすいと思います。 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/pdf/h31_kyuyo_1_05.pdf ここに都道府県・市町村別の平均給料月額等が全て掲載されています。 ちょっと都道府県（一般行政職）の給料のみで調べましたが、 1位は三重県341,200円、2位は山形県339,200円、都庁は314,500円です。 平均といっても、各自治体で年齢構成、学歴、経験年数も違えば、一人ひとりもらっている諸手当の額も違います。 また、公務員には「地域手当」が支給されている自治体があります。 地域手当は物価の高い都市部に多く支給される手当で、東京都では月額平均で64,800円もつきます。 しかし三重県では16,900円しかつきません。 給料＋地域手当の場合だとさきほどのランキングが大きく変わりまして、 1位は東京都379,300円、2位は神奈川県371,200円、3位は兵庫県364,300円 と都市部が上位を占めます。 （参考） 普通公務員の給与を比較する際は、全地方公共団体の給料月額を同一の基準で比較するために「ラスパイレス指数」という指標を用いて比較します。 ラスパイレス指数でのランキングは総務省の「平成31年地方公務員給与実態調査等の概要」を見ればすぐ分かります。 https://www.soumu.go.jp/main_content/000660140.pdf