在外公館の仕事には、いわゆる外交交渉を行う総合職の仕事以外にも、公館を運営するための事務を行ったり、ビザやパスポートを発行したり、マイナーな国の言語に精通しているのを活かしてその国の情勢を調査して本省に報告したりといった、一般職の仕事もありますから、各地の在外公館にも一般職の人が配属されています。 ですが、先の回答のように、外務省は一般職大卒級の合格者を採用していません。 その代わり、外務専門職というそれに相当する試験を独自に実施しています。 要求レベルは一般職大卒級よりかなり上とされています。
外務省に限りませんが、全員が総合職採用というような部署は存在しません。 大使館であれば、一番上の大使は多くは旧1種(現総合職)採用者でしょうけど、一番下の3等理事官は高卒一般職が普通です。ほかに、外務専門職採用者や理系一般職採用者がいて、全体として組織が成り立っています。
総合職の場合、入省して3年目~4年目で海外留学、5年目~6年目で在外公館勤務ができるので、20代で海外経験を積めるという観点では自分の成長に繋がる。また、外交と...
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