外務省?外交官？

私は６０歳の地方公務員です。 外務省について詳しい訳ではありませんが、「呼び水」になればと思い回答させていただきます。 外務省の職員には様々な種類があるでしょうが、普通に外交官と呼ばれている方は以下のようです。 ①国家総合職試験（旧国家１種）に合格し、外務省のエリート官僚として採用された方 試験の合格順位が上位者でほとんどが東大卒であると言われています。東大かその他の最難関大学を出ていないとなれない訳です。 試験は司法試験などに次ぐレベルで合格しても外務省に採用されるものは上位者の中のわずかです。 ②外務省専門職試験に合格した人がその後の語学留学などを経て特定語学のエキスパートとして現地勤務を中心に活動されている方 出身大学に関係なく中堅私立大学出身者もみえますが、難関大学の外国語学部出身者や語学が得意な方が多いようです。①のエリートの下働きになりますが、能力があれば①と同様に出世できます。 試験は合格すれば全員が採用されます。年により違いますが、２５～５０名ほどの採用です。 ただ、希望した語学研修ができるのではなく、英語が得意でもペルシャ語などを研修する場合も多いということです。 この①と②の場合を外交官と言い、①，②の中から大使以上の役職に出世される方もみえます。 その他の外務省に職員の採用については知りませんが、さらに下働きになるので出世はできませんし、臨時採用などで身分が保障されていない場合もあるようです。