転職活動中の者です。

元採用担当のおぢさんです。 仕事柄、結構な数の統計資料を見てきましたが、残念ながらご希望のような統計は存じ上げません。少なくとも厚労省やリクルートの大規模調査では存在しないでしょう。２月中旬に公開された『就職白書2021』（就職みらい研究所：リクルートキャリア）にも、新卒求職者の居住地移動については触れられていませんでしたから。（去年から今年にかけての各種資料では、選考方法とスケジュールの変化ばかりがフォーカスされている感じです） もしも、存在するとしても母集団千名以下のアンケートレベルだと思いますので、統計としてはあやふやなものだと予想します。 >新卒の学生さんは地元での就活をしてるのか、 この一点についてだけは、「地（知）の拠点大学による地方創生推進事業（COC+）」という地元就職率を上げる事業を昨年度まではやっていましたから、大学によっては地元就職率の実績数値を公開しているところがあるかもしれません。ただ、コロナでどう変動したかまでは分析されてはいないと思いますし、地域格差も大きいと考えます。 また、最終的な就職先が大学所在地（地元）かそれ以外かでは、各大学内で数字が存在する可能性はありますが、就活をどこで行っていたかまでは大学全体として掌握しているところはまずないと推察します。 オンライン説明会・面接が普及したために、旧来よりは（オンライン導入が早かった）都会への就活を行ったものは延べ数として多かったと言われています。これは、あくまでも傾向の話ですし、実際に都会に足を運んでの就活は減少したとも言われています。