■航空管制官になるには・・ 航空管制官になるには、航空管制官採用試験を受けることから始まります。 試験は21歳以上29歳未満で、大学、短大、高等専門学校などの卒業者か卒業見込み者であれば受験ができます。 試験内容は、一般教養や英語の筆記試験、英会話、ヒアリングなど。 合格者は、国家公務員として任用され、航空保安大学校で1年間の研修を受けます。その後、各地の空港や航空交通管制部に配属され、実地訓練を受けたのち、技能証明を受けて管制業務に就くことになります。 航空管制官採用試験の試験レベルは大学卒業レベルです。 大まか受験者数約1000-1500人に対し、採用数約50人と倍率は20-30倍程度です。 パイロットとの会話は基本的に英語で行われるため、採用試験での英語の重要度は高くなっています。進学する大学の学部・学科は問いませんが、英語を積極的に学習しておきましょう。 ◇航空管制官採用試験の合格率・倍率・・()は女子 平成21年度 申込者1425人(508人) 合格者82人(31人) 合格率5.7% 倍率17.3倍 平成20年度 申込者879人(263人) 合格者38人(15人) 合格率5.4% 倍率18.3倍 ■グランドスタッフになるには・・ 航空会社や空港ごとに設立された地上職専門会社の採用試験に合格するか、空港サービス関係の人材派遣会社に登録する方法などがあります。 国内大手航空会社の場合、契約社員として採用されたのち、3年経過後本人の希望や適性、勤務実績によって正社員への道が開かれます。 応募資格は、大卒もしくは短大・専門学校卒以上が一般的です。試験では英語力(会話力)が重視されるので、大学や短大の文学系、外国語学系学部・学科などに進んで、英語や一般教養を磨いておくといいでしょう。また、ビジネス系・語学系の専門学校にはグランドスタッフ養成コースを設けている学校もあります。 なお、採用については目まぐるしく変わる可能性があり、雇用体系によっても異なるので、その都度チェックすることが必要です。 下記はCA(キャビンアテンダント)の採用実績データです。参考まで。 ◇キャビンアテンダント採用大学(国内・外国の航空会社) 出身大学ランキング(2007~2010年の4年間の延べ採用人数) 1.関西外国語大 2.青山学院大 3.立教大 4.関西学院大 5.同志社大 6.法政大 7.立命館大 8.西南学院大 9.名古屋外国語大 10.早稲田大 11.日本女子大 12.フェリス女学院大 13.京都外国語大 14.同志社女子大 15.愛知淑徳大 16.南山大 17.明治学院大 18.獨協大 19.関西大 20.神戸女学院大 21.東京女子大 22.学習院大 23.学習院女子大 24.聖心女子大 25.明治大 26.武庫川女子大 27.津田塾大 28.金城学院大 29.明海大 30.福岡女学院大 31.甲南大 32.成城大 33.福岡大 34.神戸松蔭女子大 35.昭和女子大
中学生ならば、とにかく英語の語学力が必須ですし、出来れば、英語以外でももうひとつ語学を習得しておいたほうがいいかもしれませんね。
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