東京にある大学、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)は、OBの人数も多いし、立地も良いし、知名度もあるし、地方国公立大学より、一流企業、大企業への就職率は良いと、2ちゃんねる、知恵袋では行っておられますが、これは根拠はあるのでしょうか。 単に、大学のホームページ等で主な就職先で、一流企業、大企業が記載されているのを見て、言っているだけでしょうか。 たしかに、ホームページの内容に偽りは無く、採用されているのは事実だと思いますが、全学生の比率としては、1割以下で、9割の学生は、地方国公立大生と変わらないですよね。 早稲田、慶応義塾、上智も含めて。 私は地方出身なので、全国的には解りませんが、私の友人、知人、近くの人で、私の地元からマーチおよび東京の難関私立大学に行った人で、夜のテレビ番組のコマーシャルをしているような大企業に就職した人がいません。 早稲田、慶應義塾大学であっても、県庁職員、市役所、地方銀行、大手企業の子会社か一流企業、大企業の場合でも、総合職でなく一般職での採用です。 私からしてみれば、ジャンボ宝くじで1等5億円当てる人がいるような人と同等です。 身近にはいないが、日本全国だれかに1等当選者がいるのだろうなレベルです。 早稲田大学が15000人として10%で150人、地方国立大学(通称下位駅弁工学部)100人で10%で1人同等ですが、1〜2人くらいは一流企業に行きます。 無理な話ですが、仮に、1学年が15000人として、全生徒の就職先をホームページにのせたら、東京、千葉、埼玉、神奈川等自宅通学可能者以外の学生および親御さんは、高い下宿代まで払ってまで行かせたいとは思わないですよね。 私立大学なんて、ホームページで良い所しか載せないので。 皆さんの身近の人で、マーチで一流企業、大企業の総合職へ就職した人はいますか。 一般職で良いなら、工業高校、商業高校でも、東京電力、NTT、日立、トヨタに就職できます。
私はmarchの経済系ですが、先輩方に総合商社や大手広告代理店・大手メーカー・メガバンクに総合職入社された方が何人もいます。確かに大手に内定する人たちは学校全体の2割ぐらいですが、それは地方国公立も同じではありませんか?どんな大学にだって勝ち組・負け組は存在します。その上で、同じ偏差値の地方国公立より東京の私立文系のほうが就活が上手くいきやすいというのが2chの一部の意見なのだと認識しています。なぜなら、科目が少ないぶん同偏差値でも入学しやすく、東京を拠点とすることで1月末から6月までほぼ毎日好きなだけ就活ができ、豊富なOB・OGが存在するためにリクルーターが付きやすいからです。地方大だとリクルーターを見つけるのにも一苦労ですからね。 一方で理系で大学院に進むなら圧倒的に国公立の方が有利です。 研究費が段違いですからね。 私立に行くべきだというのはあくまで文系の話です。 就職四季報を見れば私立文系から超大手に入社しているひとが十分にいることが分かるでしょう。保険や證券、メーカーはリクルーター制をとっていることが多いですし、そうでなくともOB・OG訪問をカウントしています。特定の企業に行きたいと考えているひとは、その企業にOB・OGが多い大学に入学するべきです。 地方国公立が就活において持っているアドバンテージは学力だけですが、企業は大学のレベルを足切りフィルターにしか使いません。学生規模の大きい早慶marchはいわゆるターゲット校あつかいであるため、地方国公立はそれほど優位には立てないのです。さらに、学校の成績は学校の厳しさによって持つ意味が変わってきますがそれも考慮されません。私立で大人数の講義ならまじめに受けるだけでAがもらえますが、学生のレベルが均一な国公立ではA評価もなかなか骨が折れます。同じ労力なら私立のほうが良い成績が取れるのです。最近はAOや内部進学やスポーツ推薦の割合も多いため、まじめに受けてれば勉強を頑張ったといえる評定平均になります。 宿泊費・交通費やスケジューリングも重要な要素だと思います。就活中の友人を家に泊めたりしていますが、もし私が彼を泊めていなければ宿泊費がかさんだことでしょう。ここらへんは下宿費用がそもそもかかるので地方の実家ぐらしでも全体で見れば収支はとんとんかもしれませんがね。スケジュールについてですが、近年は採用活動が水面下で行われるようになっているため1月末から6月末までスケージュールが埋まります。ちゃんと単位を取っていれば問題無いでしょうが4月に授業が始まってからも東京で活動するのは大変です。かといって1次選考以降はたいてい大都市でしか実施されませんから地方学生は大変だと思います。 やや蛇足になりますが、TOEIC試験講座や留学支援についても私立は本当に金をかけているので、就活に影響してくるでしょう。なんだかんだ言って大手企業はグローバル化を進めたいと目論んでいますし、TOEICは統一学力テスト的な扱いになっています。また、大学でSPIやSCOAの対策講座を実施していたり、頻繁に学内企業説明会が行われるというのも就職を有利にしています。こうした支援の大半は自主的に受けるものですが、見方を変えると、やる気さえあれば追加費用ゼロでいくらでも支援してもらえることになります。母数が多く金が潤沢な大手私立だからこその特徴ですね。 ここまで記述してきたような点で、すなわち、就職活動において地方国公立は学力以外に東京の上位私立文系に勝っている点がないため、文系で進学するなら地方国公立はやめたほうが良いと言えるのです。 2chでは大学の文系を就職予備校としか見ていないように感じます。 一方で学生や保護者にとっては学びたいことが学べるよりも、ちゃんとした職にありつけることのほうが重要だという風潮もあるため、就職予備校のニーズが高まっているのでしょう。G型L型大学の区分の議論なんかが好例だと思いますが、現在の地方の国公立大学は大きな変革を迫られているのだと思います。
ありがとうございました。
MARCHとそれほど入試難易度の変わらない私大でしたが、マスターから日立製作所29、日本電気22、NTTデータ17、キヤノン17、トヨタ17、日産自動車14、NTT東日本12、本田技研12、、、ある程度採用されますよ。早慶には差をつけられますが。工学系なので、こういう会社に行こうとするとライバルは学内の同じ学系の連中ですね。
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