水族館に関する職業について

詳しい水族館の勤務体系は分かりませんが、今まで聞いてきた中では獣医師さんは完全に独立していることが多いですが、 飼育員＝解説員 ですし、学芸員の人も訳隔てなく飼育員としても解説員としても活動されています。 また水族館にいる人の中で研究をされている人もいますし、水族館と独立行政法人海洋研究開発機構、あるいは水族館と外国の海洋研究施設等が共同で研究することもあります。 水族館での仕事はよくイルカトレーナーなどを見て「華やかなもの」と勘違いしている人が多いですが完全肉体労働です。 女性だろうが男性だろうが力仕事は当たり前ですし、お客さんとして見ていて｢可愛い｣と感じている動物に噛まれる事もありますし、怪我をすることもあります。 大きい水族館でしたらインフォメーションカウンターに座ってお客様の案内をする仕事もあって肉体労働とは無縁になるかもしれませんが、当然そういうポジションでは動物達ともほぼ無縁です。 水族館への就職ははっきり言ってほぼ不可能と言って良いぐらい狭き門で、たぶん水族館への就職活動するぐらいなら普通の就職活動のほうが何倍も楽です。 そんな環境ですが、一応水族館への就職に強い大学として｢東海大学」がよく名前に上がります。 専攻するのは水産学ですね。 大学にいけなくても、東京コミュニケーションアート専門学校のような水族館トレーナーの育成している学校に入学するのもひとつの方法です。 しかし、先にも書きましたが東海大学や東京コミュニケーションアート専門学校に入ったからといって水族館への就職が約束されているわけではありません。 全ての成績がＡ評価であっても水族館への就職は難しいです。 周りの全ての人に反対されても、ありとあらゆる努力を惜しまず、めげずにがんばり続ければ希望が見えてくると思います。