フリーライターの仕事について教えてください。 現在、Webライターメインで、地元媒体数社からライターの仕事も頂いています。 未就学児の子供2人を育てながらの仕事です。

元雑誌編集者で、今はフリーの編集者兼ライターをしています。 ニュースサイトのディレクターをしていたこともあり、仕事を発注する側、請け追う側のどちらの立場もわかるつもりです。 まず、イベントサイトの仕事ですが「安いなぁ」とは思いますし、私なら断ります。ただ、不当に安いというレベルではありません。 「地元のイベントサイト」であることを考えると、ギャランティとして妥当な範囲かなと。 Webライター中心のキャリア2年だと、そんなものではないでしょうか？ これがWeb系でも有名どころのサイトで署名原稿をたくさん書いている等の実績があり、かつ自分の記事が結構な割合でアクセス数が伸びている、といったことがあれば話は別ですけどね。 特にフリーだと仕事によって割のいい案件、悪い案件のどちらもあります。 例えば、効率の悪い仕事でも今後につながりそうな場合、あとは担当者の人柄や個人的に面白そうと思えるもであるとか、そのいずれかに該当するものであれば引き受けてもいいかもしれません。 それ以前にスケジュール次第ではありますけど、私自身はギャラの悪い仕事を受けるかどうかはそういった条件で決めています。 600字3000円の案件もそこまで安いってわけではないですね。 私が以前よく引き受けていた芸能人など登場するイベント取材は、ライターなら誰も知っている超有名媒体で1本5000円でした。原稿は400字程度でその場で書き上げて画像と一緒に入稿してたから手間は少なかったですけどね。 ただ、私の場合はほかの取材や打ち合わせの合間に対応できるときしか引き受けず、断ることも多かったです。 まあ、フリーになってキャリアが浅い時期はさすがに極力断らずに仕事をしていましたけどね。しかし、旦那さんがいて共働きの状態であれば、ある程度仕事を選んでもいいと思います。 とはいえ、友人など誰かの紹介で貰った仕事であれば、その人の顔に泥を塗るような真似は避けたほうがいいですけどね。 ちなみに私は20年ほど編集やらライターの仕事を続けていますが、「効率」のことは考えないようにしています。特に書籍の仕事など増刷がかからなければ、基本的に割に合いませんしね（笑）。 確かに、ライターにとって仕事の効率って重要なんですけど、そこにばかり意識が向いてしまうのもあまりよくないと思います。 だから、バランスを取って自分なり基準などを決めておくといいかもしれないですね。 以上、参考にしていただければ幸いです。