一般に大企業では高卒ではいくら優秀でも部長や役員にはまずなれませんが、下記の様なやり取りもあるので驚きました。

こんにちは。 私の長年のサラリーマン生活の経験からいくと、大卒の中での学歴の差はあまり関係ないです。要は会社に就職した時からが実際の戦いの始まりです。この激烈な戦いに生き延びるには、体力、気力、根性、仕事力、情熱、遊泳力、政治力がものを言います。学歴なんてちっぽけなものです。ほとんど関係ありません。誰に聞いても皆そういいますよ。 従って「俺は一流大学を出た」からとか言ってプライドが高く、必死に汗をかいて地道な努力をしない連中は出世が当然遅れていきます。上司の評価もとれませんから。特に東大、京大卒の連中です。当たり前のことです。むしろ学歴コンプレックスを持っている2，3流大学卒の連中のほうが必死で毎日仕事をするので、他の同期の連中に比べて出世は早いです。特に文系の方が世渡り術が得意なので理系の遊泳術の要領の悪い技術屋連中よりも早く出世して営業、経理、人事などでも重要なポジションについています。 それはさておき、一流高校の高卒エリートと４、5流大学の卒の連中との比較をしているようですが、トヨタ、本田、パナソニックなどの創業者が学歴のない実力主義の会社では高卒の役員もいると思います。数は少ないですが。従って会社を選べば高卒でそのような会社に就職するのもありだと思います。ただし会社を間違えると悲惨なことになります。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、新日鉄、三菱化学、住友化学、日産自動車、NTT、三菱重工、三菱商事、旭化成、東京海上火災などの旧財閥系の会社は一流大学卒しか採用しないし、下位の大卒は受験もできません。高卒は一部の一流高校で上位の成績の人だけです。当然大卒との競争では太刀打ちできません。給料はそれなりにもらえますが、与えられる仕事は限られます。 それを承知で就職するのはそれはそれでいいことだと思います。何といっても大企業の会社にくっついていれば一生安泰です。厚生年金も退職金もそれなりにたくさんもらえますから。