アルプス技研という会社が面接を組んでくれてるのですが、アルプス技研がブラック企業だと噂をよく耳にしますが実際のところどうなのでしょうか？

他の派遣会社と決定的に違う所として、松井利夫という創業者を褒め称えるという新興宗教っぽい社風がありますね。 中途採用者にも４泊５日ぐらいの合宿があり、いわゆる洗脳合宿と言われています。ガイアの夜明けにも取り上げられているので見る機会があれば判るかと思います。 就業後の休日も完全週休２日制を謳っていますが、一部は研修や新卒者向けのN1グランプリの指導に潰されます。その場合業務外なので給料もありません。(一部は評価ポイントとして賞与の評価になる仕組みです。) 昇格試験の内容も技能のことではなく、創業者など会社の歴史にまつわることばっかりです。 直接雇用なら京セラなど似たような社風体質の会社がありますが、派遣では珍しいです。 つまり派遣という不安定な身分と、オーナー企業にありがちな土着性を悪いとこ取りした企業と言えます。 またマージン率は40%前後と高く、一流企業とアピールしている割に給料は一般派遣よりは高くても特定派遣の同業他社（メイテック等）より安いです。離職率はお察しの通りでしょう。 逆に良い点は規模が大きく、技術派遣に特化し、コンプライアンスは派遣会社としてはまだしっかりしている方でサービス残業や過重労働のトラブルは聞かないので、技術職を目指せるだけの知識があって、創業者の考えに賛同できる、合宿や転勤も我慢できるのでとにかく大手企業に行きたいと思う人ならお薦めかもしれません。 またブランクがあってだらけ癖が付いた人にも向いているかもしれません（ただし発達障害が原因で無職の人にはお薦めしません）。 特定派遣会社の中でも前述のこともあって不人気企業ですので採用試験のレベルは緩い方でしょう。