ハローワークを活用して採用を目指すメリットとデメリットは何ですか？求人誌で活動している人もいますが、ハローワークで決まったという話もけっこう耳にするので、

メリットは特にない。求人を出す企業側は求人が無料で出せるのでメリットはあるが、あなたには関係ない。 デメリットは腐るほどある。まず求人費を捻出できない零細企業が大半。ハロワにあるパソコンで検索してみればわかる。社員数10人未満の会社の多さ。100人以上の会社は1/50くらいかもっと少ないんじゃないだろうか。零細を腐すわけじゃないが、零細でもちゃんと利益が出ていて有能な人材を採用したければ閲覧者の多い民間求人サイトに求人を出す。 そして応募効率が非常に悪い。一回のハロワ訪問につきパソコンでの求人票探しは30分まで（混雑時）、何枚か求人票を印刷しても実際にハロワの紹介状を貰って応募できるのは一日最大3件まで（紹介状が無いと応募できない）。紹介状を貰うまでにハロワのスタッフが一々企業に電話確認をする。応募は全て履歴書郵送。そして最悪なのが企業からのレスポンスがほとんどない（不合格ならその旨をしっかり応募者に伝えるべきだと思う）。 この効率の悪さと時間の無駄遣いがおわかりになりますでしょうか？例えば求人サイトのエンジャパンなんかだとWeb履歴書の作成ができるから、応募したい企業を自宅で選んで志望動機だけ書き換えて何通でも応募できる。3時間やれば10件以上は応募できるんじゃないだろうか。求人の検索も自宅にいながらできるし、写真やリンクが貼ってあるからどんな会社か直ぐにわかる。基本的にWeb履歴書が書類審査だから面接にお呼ばれした段階で紙の履歴書を作成すればいい。ハロワだと20件応募したら20枚履歴書を書かなきゃならず郵送の手間もある。そしてメール機能があるから応募会社一覧で企業からのレスポンスが90％以上受け取れる。 まぁその他色々とありますが、私の感覚としてはホワイトカラーの職業を探すならハロワは絶対止めたほうがいいですね。時間のムダ。肉体労働系とか特殊技能系（職人系）とかならハロワでいいんじゃないでしょうか。 【補足の補足】 まず月1～2回しか面接しないで内定を取ろうと思うのが時間の無駄遣い。そりゃいつかは受かるだろうけど1ヶ月先か1年先か・・・・。「就職率」なんてのはナンセンス。確率を求める式は＜分子÷分母＞でしょ。当然、分子（求人数）が小さくて分母（利用者数）が大きければ就職率は低迷する。だが「分母が大きい=人気がある・信用がある媒体」ということであって「就職率が悪い=使えない求人媒体」となるのはおかしい（わかる？）。逆を言えば就職率が高い媒体は利用者が少ないということになる。そもそも就職率なんて調べられない。求人媒体は専門学校とかがやる「就職率99％！」とかの売り文句とは違います。 前記したけど肉体労働ならハロワでも十分、というかハロワがいいんじゃないか？たぶんホワイトカラーはエンジャパンとかマイナビとかそこら辺を使うから肉体労働系の求人はあまり無いかもね。タダで閲覧できんだから見てみればいいじゃん。 アドバイスとしてはバイトを半分に減らし集中的にシューカツして3ヶ月以内で決着つけることだね。ダラダラやる意味は本当に無い。人生のムダ使いになるよ。