三菱電機とキヤノンではどちらが優良企業でどちらが規模が大きいですか？また、就職するとしたら、どちらがいいと思いますか？真剣なアドバイスお願いします。

三菱電機とキャノンでは電機メーカーとしてのジャンルが違います。 三菱電機は総合電機メーカー、キャノンは光学系電気機器メーカーです。 総合電機は非常に多彩な事業を手がけており、さまざまな技術分野で活躍しています。 電機機器メーカーは主には得意な分野で活躍しています。 そのため全体の規模は同じくらいですが、光学系分野ではキャノンの方が規模が大きく、それ以外の分野では三菱電機の方が規模が大きいです。 いろんな技術を使ったシステムを作りたいのであれば総合電機、ある技術分野の専門的な機器やシステムを作りたいのであれば電気機器メーカーをお奨めします。 キャノンだとカメラや画像関係になります。 なお総合電機では分野が広いため配属によっては自分がやりたい分野に関われないこともありますので、その辺りは覚悟しておいたほうが良いでしょう。 電気機器メーカーでも得意な分野以外もやっているので比較して多いレベルの問題ですが。 経営の優劣ですが一概には言えません。 一般的な話をすればどちらも十分な技術を持ち安定した経営ができている「優良企業」です。 総合電機は非常に多彩な分野を扱っているのである業界が不況になっても他の分野が支えるので不況に強い反面、どこかの分野が足を引っ張ることが多いのでテレビ特需のような好景気でも極端な利益が出ず良くも悪くも安定しています。 逆に電気機器メーカーは、その分野自体の景気がよくなったり、新製品が当るなどで圧倒的な利益が出る（＝ボーナスもかなり上がる）反面、得意の分野の景気が悪くなると経営の危機が訪れます。 SH○RPなどは数年前には地デジ化のテレビ特需ですごい利益を出していましたが、現在は特需が終わり海外の有機ELに押されていて経営が危ないといわれていますね。 特需の間に退職して高額の退職金を貰った社員やボーナスを貸せぎつつキャリアアップして経営が悪くなる前に転職した社員は良い会社だったでしょうし、好景気を当て込んで家のローンを組んだりした社員にとっては不安な会社でしょう。 まあ、そんなタイミングの当りハズレはどこに行ってもあるの話であなたの立ち回り次第です。 自分のやりたい分野で決めるのが良いのではないでしょうか。