フレックスタイム制の実態について回答お願いします。 現在、フレックスタイム制をとっている製造メーカーで働いています。 週に１０時間近く残業があるのですが、忙しくてフレックスを利用できていません。

こんにちわ。。 現在では、フレックスタイム制を見直し・廃止している会社が増えてきています。理由としては、質問者さんと同様に残業の時間管理が難しい、フレキシブルの時間が長いこともあり、オフィスの光熱費が無駄になるといった流れからきています。 また、制度を廃止させ社員を同時に出社させることにより再度社員間のコミュニケーション、統率を図ることが目的になっていることも背後にあります。 そもそも、フレックスタイム制は、1987年の労働基準法改正により、翌年4月から正式導入されました。当時はまさにバブル期の真っ只中。「時短」「ゆとりの創造」「余暇の充実」といった時代の要請が、制度導入の背景に強く働いていましたが、現在の経営悪化された職場環境には合わなくなってきています。 実際、率先してフレックス制を導入してきた大手企業においても、ここ数年は制度の見直しや休止・廃止に転じる動きが目立っています。富士通やシャープ（2002年に廃止）、キヤノン（03年）、三洋電機（05年）、NEC、リコー（09年）といった有名企業も例外ではなくなってきています。。