下の回答者さんと似ていますが、私も身内に5大商社勤務、友人に財務官僚がいます。 大前提として、個人の適性や向き不向きによってどちらが難しいかは違いますが、それでも単純な合格倍率などを考えると流石に5大商社の方が難しいと思います。 2023年度の国家公務員試験(Ⅰ種)の合格者は352人で、倍率は18.1倍。 対する5大商社は5社合わせて400人程度で、倍率は100倍近くになります。 確かに下の回答者さんのおっしゃる通り、要領のいい人にとって民間就活で必要とされる対策はパターン化しやすいですが、逆に座学の勉強が得意な人にとっては過去問がふんだんにある公務員試験の方が対策しやすいはずです。 そしてもうひとつの理由ですが、5大商社などの民間トップ企業に比べて官僚は待遇水準が悪すぎます。あくまで傾向の話ですが、待遇が悪ければ優秀な人材が受けてくれる度合いは下がります。 だからこそ、最近ではマーチやニッコマからも合格者が出ていると言われるほど国総の合格レベルが下がっているんです。 ちなみに、大手広告代理店はよく知らないので言及しませんでしたが、そもそも広告大手は5大商社とでは待遇水準も難易度も結構差がありますので、こちらと官僚の比較はまた違う結果になるかもしれません。
親友が外務省総合職の内定を貰い、私自身は五大商社から内定をいただいた大学生です。 どちらも難しいのは前提として、官僚の方が難しい(正確には手間と時間がかかる)と私は考えます。 民間就活の場合、素養があって要領がいい人は数ヶ月の対策でそのレベルの内定まで持っていきます。他方、官僚になろうと思うと、頭脳明晰な方でも最低1年以上の対策が必要になります。筆記試験突破のために膨大な量の勉強が必要だからです。(親友は難関国立大の学生で、浪人を経験していますが、受験期よりも沢山勉強したと言っていました)そして、その筆記試験を突破すれば、官庁訪問の権利が与えられます。そこからは、民間就活のような形で面接などを受けていきます。この段階でも相当数が落とされます。 以上を踏まえて、官僚になる方が大変(手間と時間がかかる)だと私は考えます。ただ、これを言うと元も子もないですが、人にはそれぞれ適正というものがあるので、どちらが難しいとかは一概には言えません。
・徐々に実力本位型の人事制度に変わってきてはいるものの、依然として年功序列制の名残が残っており、組織として意思決定権のある役職者になるには、一定程度の年次が必要...
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