今から、10,20年前での話です 私の父は関西電力の下請け会社に 働いていました その時の、勤務中に怪我にあい 労災で病院に行こうとすると 父がいた下請け会社の上司が 労災を受けると

虚偽ではなく一般社会では往々にしておこなわれていることです。 公になっていないだけの話ですが、社会ではさもありなん、ってことです。 わたしも学生バイト時代に建築現場で事故にあいましたが、下請け会社だったので親会社の現場監督者からこっぴどく叱られ（事故を被ったのはこちらですが）、労災は適用してもらえず、下請け会社からの見舞金と自分の健康保険証で治療しました。 建築現場などではよくある話だし、運輸関係、製造関係でもある話です。 業務上の事故は労災扱いで処理しますが、事故の内容によっては、労災適用申請に際して、労働基準監督署から監査や調査が入ります。これはそもそもの安全管理体制や事故の原因追及、改善がなされているか、事業の管理者責任を調査されます。 建築作業現場などは労基署の検査員等が立ち入るため、その間、作業や業務は停止して現場保存する必要もあります。この間の業務停止は、即、業績に影響します。建築現場では完成遅延、輸送関係では輸送の遅れやダイヤの乱れなどなどが発生し、膨大なコストと、親会社の管理体制の責任が問われます。場合によっては、マスコミ報道され、会社の株価まで影響を受けます。 そのため、会社、現場監督者や責任者は、死亡や重大事故でない限り、健康保険や会社からの見舞金、補償金で済ませることになり、また下請け企業は親会社から仕事を止められることを恐れ、おおやけにはしない、という方法を採ります。 こういったことに対して、是正として内部通報制度も設けられていますが、機能しているかどうかはわかりません。 本来、質問者さんの仰る通り、考えられないことではありますが、公然とした事実でもあります。