なんで危機対応の行政組織には、音楽を専門とする部隊があるんですか??
こうした音楽隊のベースになっているのが軍楽隊です。 古くは中世のトルコ・オスマン帝国が独自の音楽文化をもとにした兵士の士気高揚のための軍楽隊を持っていました。モーツァルトやベートーヴェンの『トルコ行進曲』は、こうしたオスマン帝国の軍楽隊がもとになっています。 西洋諸国がこれらの軍楽隊を手本に、西洋楽器による軍楽隊を整備し、軍楽隊、さらには吹奏楽という形態が生まれました。もともと音楽の文化的比重の高いヨーロッパですから、こうした軍楽が、士気高揚はもちろん、儀礼などにおいても重視され、その充実が国力を表すようにもなります。 そうして、ヨーロッパ全土に広まっていた軍楽隊が、明治になって日本に駐屯していたイギリス軍の軍楽隊から手ほどきを受け、日本にも軍楽隊が生まれます。文明開花の中、西洋文化を多く取り入れていた時代に、士気高揚はもちろんですが、儀礼や外交の場でも日本に軍楽隊が根付いていきました。そうした軍楽隊の有用性と文化的価値、さらにはパリ警視庁音楽隊のような欧米の先例が取り入れられて、警察音楽隊も東京、神奈川、大阪に発足し、戦時中の一時的な解散はありますが、全国に広まりました。消防音楽隊や海上保安庁音楽隊も、戦後まもなく、軍楽隊出身者を中心に発足し、危機対応という平時の一般人と直接の関わりの少ない分野との接点としての広報や融和を目的とした活動をしています。 なお、全ての自衛隊音楽隊(音楽科部隊ではない陸自の駐屯地音楽隊を除く)と警察音楽隊の一部、消防音楽隊の一部は専務隊と言って、音楽業務のみに従事していますが(有事を除く)、それ以外の警察音楽隊と消防音楽隊、そして全ての海上保安庁音楽隊は、通常の警察・消防・海上保安庁の一般業務に従事しつつ音楽活動をおこなう兼務隊です。 これらの兼務隊と陸上自衛隊の駐屯地音楽隊は、手当てなどの出るケースもありますが、隊員は一般業務を行なった上での、いわゆる課外活動・クラブ活動という側面も持っています。
例えば陸上自衛隊音楽隊が規則で定められている任務は ・隊員の士気高揚のための演奏 ・儀式のための演奏 ・広報のための演奏 ・必要に応じ、指揮所の警備(自衛官としての本来の任務) 厳しい勤務で緊張を強いられる中、気持ちを和らげ士気高揚のために音楽を演奏する 大切な儀式の時にレコーダーで鳴らすのもみっともないというか政府や外国の要人に対して失礼 自衛隊警察などは、多くの隊員を募集しなければならないので、客寄せパンダも必要 てとこでしょうか
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