また、それが事実だった場合、それぞれの組織と不仲に至った経緯もご教授いただければ、と存じております
基本的に省庁は予算を取り合う場合と所管業務が重複する場合は仲が悪いです(というか構造的に対立せざるを得ない)。旧軍なんかはまさに典型ですね。 海保と海自は昔はたしかに仲が悪かったです。というのも、海自はもともと海上警備隊→保安庁警備隊→海上自衛隊という流れで創設されたのですが、実はこの海上警備隊は海上保安庁の内部組織です。しかし、将来的に海軍として独立することを前提に作られたので指揮系統も海保長官から独立しており、実態は半独立状態でした。オマケに海保は旧海軍の予備士官(旧高等商船学校出身者がメイン)が中心になって設立されたのに対し、海上警備隊は海軍兵学校出身の生え抜きの元海軍軍人が中心になって設立されました。旧軍時代から兵学校出身者に辛酸を舐めさせられていた海保関係者からしてみれば、やっと独立したと思った矢先にいけ好かない兵学校出身者が内部に独自の指揮系統の組織をもつのは面白くありませんよね。しかし、現在はそういった旧軍時代からの確執は大分薄くなりましたし、工作船事案、中国船の領海侵犯事案、海賊対処など現場レベルで共同作戦を行う必要性も出てきたことから、合同訓練を行うなど交流もあります。 意外なことに、陸自と海自についてはそんなに話を聞きません。もともと陸自の前身である警察予備隊は、陸軍関係者ではなく内務省関係者が設立に強く関与したので、それが関係してるのかもしれません。また、国民の旧陸軍に対する評判もあまりよろしくなかった(陸軍悪玉論)みたいなので、旧陸軍を想起させるような目立つことは避けていたというのもあるかもしれませんね。それよりも酷かったのは空自内部の旧陸軍出身者と旧海軍出身者の主導権争いだそうです。 まあ、いずれにしても、旧軍関係者が現役から退いた現代はそんな確執もほぼありません。自衛隊のトップである統幕長も陸海空から交代で出しています。また、防大や統幕学校においては三自衛隊共同で幹部教育が行われています。予算についても、防衛省が一括で請求するので、三自衛隊は共同で財務省から予算をぶんどるために協力しなければいけません。
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