例えば理系の一部の専門分野や福祉、建築など、就職に直接関係ある学部でない場合 「大卒」はどのくらいの価値なのか。 いわゆるFランに行くデメリットとしては、 ・数百万~一千万単位に上る借金(奨学金)を負う ・4年間を無駄にする ことだと思います。 このデメリットを差し引いた価値が「大卒」にあるのか。 そして2、3流私大は大学に行く理由が「まだ働きたくないから」 という人がかなりいます。 3流私大を出て学部に関係ない営業職に就いたり、無職の人を見ると 高卒や専門を出て就職した方が、金と時間を無駄にしなかったのではないかと感じます。 数百万~一千万単位のマイナスを背負って出た意味はあったのかと。 そういう人はよくいます。 逆に、しっかりした目標を持って専門を出て、その分野に就職した人も知ってます。 俺としては就職は、「将来像」と「コミュニケーション能力」などの個人の能力によって決まり、 2、3流大学に行くのはむしろデメリットのが大きいのではないか と思うんですがどうなんでしょうか。 自分の就きたい仕事を探す時間が欲しい、という理由もありますが 2、3流私大に行く人はいつまでも目標がないような人も多いです。 数百~1千万単位の借金と4年の時間を使って、 就職に直接関係ない学部のFラン大学に行く場合でも、 「大卒」は社会的に価値の大きい資格なんですか?
本人次第だと思います。基本的に自分の人生は自分の責任で自分自身で決めるしかないでしょう。 ☆参考程度ですが、公式な統計があります。 生涯賃金・男性・転職なし・残業代含む・退職金含まず(資料:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2012」) 大規模企業(1000人以上) 大卒:3億0900万円 高卒:2億6580万円 中規模企業(999~100人) 大卒:2億4660万円 高卒:2億2510万円 小規模企業(99~10人) 大卒:2億2030万円 高卒:1億9350万円 ※同じ企業内なら大卒の方が有利ですが、大規模企業に入った高卒の方が小規模企業に入った大卒より生涯賃金が約4000万円も上です。だから、先輩の情報が沢山入って社会の実情を良く知っている工業高校等では国立推薦組を除いて成績優秀者の多くが高卒で一流大企業に就職します。地元の就職名門工業高校の前校長など高校HPで「無駄な進学をしない校風」とさえ言い切っています。ただ、統計の数字は今の数字なので、将来の保証にはなりません。 〉学部による就職状況(仕事に直結しない) 資料:文部科学省「学校基本調査」確定値 人文系・卒業者88511人 進学:8.5% 正社員での就職:58.4% ※院に進学しても人文系は就職率が非常に悪い。 大東亜帝国レベルの就職状況(資料:日経進学ナビ) A大学 卒業:2727人 就職:1416人 進学:286人 ※Fランクラスはデータが載っていないので分かりませんが大東亜帝国クラスより低いと私は思います。新卒でこの様なレベルなら既卒ではより大変ではないでしょうか。 ☆逆に医療系の様に仕事に直結する場合は、成功する人も多くいると思います。 》補足 理系で一流大企業に総合職で就職している知人が沢山いますが、皆一流大学院卒の工学修士です。理系は実力採用なので能力が無いと「大卒という学歴」だけでは優良企業には入れません。 確かに製造業は非正規社員が多くなっていますが、それとは別に生産の核になる技術者として優秀な高卒を正社員として採用するのです。厳しい話ですが非正規社員はそれこそ貴方の言うFラン等のそれなりの大卒(及び、それなりの高卒)がなる場合が多いのです。可哀相ですが、高卒正社員の下で大卒非正規社員として働く場合だってあります。 ※日産自動車HPより『技能系についてはグローバルに展開する生産拠点のマザー機能を担う〈人財〉として、約250人の採用を予定しています。」 トヨタ採用計画 事務職:80人 技術職:500人 技能職:500人 今年のトヨタ労組の年間一時金要求額は205万円ですよ。(確か満額回答だったような…) 注意:高卒といっても優秀な人の場合。残念な高卒だとそれなりです。 ☆大学に行って「優秀な人間」になれるかどうかが勝負でしょう。学歴だけでは役に立ちません。だから大学生の就職難や奨学金返済困難者の増加が社会問題になるのです。 *大学に行っても優秀な人間になれなかった人の企業側の評価は「4年歳食った高卒」です。(同じ高卒なら4年若い新卒の方が有利。若い時の4年は年食った後の4年と違って価値が高い。)
なるほどねー…色々わかりました。皆さんありがとうございます
人生なんざ無駄の連続だ。 何が有益で何が無駄かなんて何を基準にどこ視点にするかで変わる。 どうせ死ぬのに生きなきゃいけねぇんだから。 アリとキリギリスどっちが満足した生と死か?みたいなね。
そのFランとか2・3流大学に進学してしまったら、4年間全て費やしてでも、公務員試験の勉強をするべき。 一時期の4年間を無駄に過ごすのか、将来を棒に振るのか考えた時に違いが有り過ぎる。
大卒のフリーターの多さ見れば解ると思うけどな。いくらマーチ以上出ていても新卒逃せば高卒と変わらないし。それに全入の時代、定員割れ起こしていれば名前書くだけで入れる。分数の割り算できない、常用漢字も書けないなんて輩もいるくらいだし。
理系に限定して申し上げますが、受ける事のできる企業の幅がまったく異なります。 製造系のエンジニアの場合、高卒、専門卒では、受験資格ない所がほとんどです。 研究職だったら、少なくても大学院卒です。 そういう仕事を希望しているなら、大学へ行かないと話になりません。 3流でも4流でもいかないとダメです。 高卒でも製造業界には就職できますが、ほぼ技術職ではなく技能職です。いわゆる現場作業です。 技能職の分野は、請負化、派遣化が進んでおり、大企業で働いていてもそこの社員ではない事が多いです。
生涯賃金でみると、高卒と大卒とでは一千万どころか億単位の差がつく事もザラですからね~ 長い目で見れば、たった4年の時間とほんの数百万~1千万程度の出費を惜しんでどーすんの?とも言えますね。要するに大学出とけばそれくらい取り返すのは十分可能なんですよ。 ところで、ご質問者様自身の価値は、どのくらいなんですか?
大学は職業訓練所では無いので 学部とは直接関係の無い職業についても何ら問題はありません。 仕事をしていく上で、将来、考える側、コントロールする側に立つ人間に期待されるものは 多角的なものの見方、知識、自律性、計画立案・遂行の能力、思考力、分析力等です。 専門学校でこれらが習得できないわけではありませんが 就職には直結しない、技術の話にとどまらない大学での多角的な勉強と それによるものの考え方が、役に立つわけです。 大学はカリキュラムも一応、「自主的に」作りますしね。 ※例えば経済や金融を、大学学部レベルで理解しているSEでさえ希少です。 直接SEの技術には関係がありませんが折衝では大いに役立ちます 総合職のエントリー資格は大卒だけで、専門学校・高校卒には与えられないことが多いのもそうした所によると考えられます。 一方、技術職は高卒や専門を歓迎したり優遇したりするところが多いです。 なお、高卒と大卒は生涯賃金において、1億円以上大卒が高いとの統計があります。 勿論全ての大卒が高い賃金を貰うわけではなく、あくまでも傾向的なものではありますが こうなると、大学の数百万はむしろ安いとも考えられます。
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