野村や日本総研などのコンサルティング会社はどんなコンサルティングしてるんですか？ 具体的な案件とか…

こんにちは。 お知りになりたいのが、一般的なコンサルティング会社の案件なのか、例として挙げられた総研系の会社の案件なのかで、お答えすべき内容も多少変わります。 先の回答者の方がお答えのように一般的にコンサルティング会社は、顧客の問題解決を手伝うのが仕事です。通常の経営コンサルティングをご想像であれば、「企業のブランド戦略の立案」や「市場における製品シェア拡大のための方向性検討」「現状のサプライチェーンにおける問題検討」等のような案件が考えられます。 ただ、質問者様が例に挙げられた総研系の会社は、上記のような案件以外に省庁等の委託を受けてリサーチ系の業務も幅広く取り扱っており、特徴となっています。例えば「発展途上国に対する環境開発補助事業成果の調査」や「○○市の地域振興のための問題点検討及び振興計画策定」、「特定情報通信機器の研究開発事例の調査」等々です。民間企業相手にも「新製品が市場に与えるインパクト調査」や「業務への電子マネー導入の影響調査」など考えられますね。 幅広い専門家が在籍し、コンサルティングやリサーチを実施するのが総研系の特徴でしょうか。シンクタンクというだけあって、政策提言的なことを行うこともありますし、研究的なこともやっていたりします。さらには、業務システムの導入・開発といったＩＴコンサルティングも行っています。 いずれにしても、企業が「専門性が高く自社内で実施できない案件」や「自社で実施するとコストが高くつく案件」を受けることになりますでしょうか。もっとも、自社内から問題点を指摘すると角が立つから、外部のコンサルタントに問題点を指摘してもらうことで、円滑に問題処理を進めたいというような使われ方をすることもあるみたいですが…。 以上、簡単ではありますが参考になれば幸いです。