ハリセンボンの箕輪はるかさんは、早稲田大学卒で、とても優秀な上に図書館司書の資格まで持つのに、何故、図書館司書とかにならかったのでしょうかね？

公立図書館だと、採用はあくまで「公務員」としてであり、職務を限定した「図書館司書」として募集するわけではありません。 「警察官」「消防官」「教員」とか職種ごとの採用試験もありますが、図書館司書にはそれに対等な職種が規定されていないのかもしれません。 自治体ごとの図書館数が少ないし、職員も毎年募集するほどには必要ありませんから、たとえば「司書資格のない公務員が図書館に転勤した」というケースならあるようです。 要は、公務員として採用されることが第一で、人事異動の結果として図書館勤務が回ってくるというもの。 図書館司書を持っている人が有利になる場合としては、非正規の「嘱託職員」として募集されている場合ですね。但し、採用（任用という）が決まっても契約期間は1年までで、続けたければ「再応募・再契約」といった手順を踏みます。 過去、学校で「学校司書」という立場で働いたことがありますが、この場合は「図書館専属」ではなく、契約上の職名は「実習助手」でした。 図書館系の資格は持っていませんでしたが、資格有無によらず「事務職員」「実習助手」を対象に、「司書教諭の支援」という立場で学校司書という役割を与えられるという具合です。