弁護士の平均年収については様々な調査があります。法務省の調査だと弁護士5年目の年収が2000万円超とかいうデータもありました。しかし回答率が13%とかで、貧困弁護士が回答を控えた可能性が高いと指摘されています。弁護士は登録しないと業務が行えませんが、弁護士会登録も費用がかかるので、2~3年して生計がたたない人は弁護士登録を取り消します。年数を経ると、所得が下位の人が消えるので平均が押しあがる仕組みですね。あと、年収か所得でもかなりかわります。司法書士の所得は1000万円を超えますが、実際のところ事務所の諸経費を差っ引くと700万円程度まで減るそうです。弁護士もそうだとすると所得1200万円だとしても、諸経費差っ引くと700~800万円程度まで減るのかもしれませんね。 ちなみに、弁護士になったあと、大手法律事務所にはいれば数年で年収1000万円ですが、就職先がないとノキ弁とかいって200~300万円で働くこともあるようです。ちなみに、弁護士志望なのに就職先がなく登録できなかった人が司法試験合格者の2割いますので、実は年収0円という人も多数いますね。昔は弁護士になれれば高収入がほぼ確実でしたが、いまでは弁護士も格差社会で儲からない弁護士は儲からないのです。
質問した人からのコメント
丁寧に説明してくださり、ありがとうございました。調査方法が明確でない以上、鵜呑みにはできないということですね。
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