司法試験に合格後、司法修習を経て検事になりますよね。 国家二種試験に合格後、法務省に採用されて検察事務官になりますよね。 某テレビドラマで、検事や検察事務官が刑事 ( 警部 ) に平気で苦言を呈しているシーンがあります。 検事や検察事務官は警察の警部よりも立場が上なのですか? 検事と検察事務官は、警察の階級で表すとそれぞれ何に相当するのでしょうか? いずれも警部クラスに平気で苦言を呈しているので、警視以上の存在なのだろうと思いますが。 また、もし警察でも検事や検察事務官よりも立場が上であるとしたら、その階級は何以上でしょうか?
立場と言うより権限の違いです。 警察官の職務は多岐にわたりますが、刑事事件に関して行えるのは基本的に捜査と逮捕のみです。 逮捕後は48時間以内に検察に事件を送致しなければならず(これを送検と言います)、 送検後は警察官が行えることはありません。 これに対して検察官は捜査も逮捕も出来る上に、公訴権(起訴権)を持ちます。 それから警察官とは司法警察職員という職業の一つで、検察官は事件の捜査が不十分だと判断すれば、司法警察職員に対して再度捜査させる事が出来ますし、その捜査の指示や指揮も出来ます。 また検察官自身で捜査する時には、司法警察職員にその捜査の補助をさせる事が出来て、原則的に司法警察職員は検察官の指示又は指揮には従わなければいけません。 (刑事訴訟法第193条) 要は検事(検察官)の方が刑事(警察官)よりも権限が遥かに大きいのです。 警察官が検察官に逆らったところで、起訴できるのは検察官だけですから警察が得する事は全くありません。だからいくら苦言を言われようが従うしかないんです。 階級に関してですが、結論を言うと検察と警察を同階級で比べるのは不可能です。 ただ一応個人的な見解を申し上げると、警察官の階級では警視正以上が国家公務員、警視以下は地方公務員です。 刑事事件の現場で捜査するのは警視以下の刑事ですから、一国家公務員である検察官と検察事務官でも刑事に強気になれるのかと。 つまり刑事訴訟法もあり、さらには国家公務員と地方公務員では当然国家公務員の方が身分が上ですから、地方公務員の警視以下の刑事が検事に逆らえないのは当然だと。 だから逆に警察官の管理職、つまり警視以上の国家公務員に一検察官が強気になる事がないのかなと…思います。 長々と失礼しました。
階級では比較できないけどそりゃ検事が上ですよ。 よく警視クラスの人が退職後に検察事務取扱検事(副検事)になったりはしますが、若い検事(正検事)にボロンチョに言われてますし。 そもそも身柄拘束事件の48時間後の事件捜査は全て検察の為の捜査といっても間違いはないですから。 この捜査で足りない部分や不明な点がある場合は検事からホットラインがかかってきて補充捜査を言われるわけです。
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