心理技官、刑務官、法刑務官の違いを教えてください。 また、難易度的にはどのくらい大変なんでしょうか？

どちらも法務省の職員です。つまり国家公務員です。 簡単に説明すると… 刑務官は主に刑務所、拘置所、刑務支所、拘置支所、少年刑務所、医療刑務所などで制服をきて働きます。 移送、護送、監護、出廷業務などが主な仕事です。成人受刑者の「更生」が刑務所の目的のひとつなので、その援助をします。 刑務官採用試験は「高校卒」を対象にしています。 法務教官は少年施設、主に鑑別所、少年院等で働きます。 法務教官の採用試験は、以前は「大学卒程度」でしたが、現在は最終学歴が高卒でも受験可能です。少年の「教育」が目的の施設です。 心理技官は主に少年鑑別所ではたらく「心理学を専攻した技術者」さんのことです。もちろん鑑別所だけでなく、少年院にもいますが、法務教官が収容少年の日々の生活の指導をするのに比べて、「面接」や「心理テスト」を介して少年を理解する手助けをするのが心理技官の主な仕事です。 少年院にいる心理技官は、収容少年だけでなく、地域のカウンセラーとしても活動しているところもあります。いじめや不登校、虞犯少年の相談に無料でのってくれます。 心理技官の多くは大学で心理学を専攻しており、院卒も稀ではありません。 難易度とは倍率のことでしょうか？ 法務省のＨＰに今年の採用倍率が掲載されているはずです。 同じＨＰでそれぞれの仕事が紹介もされていると思いますよ。 今回の質問、ＨＰでご自分で容易に見つけられることだと思いますが…。