弁護士です。 検事はかなり特殊な地位の公務員ですので、正直窮屈だと思います。例えば、検事がFacebookで自分の日常を綴ったりするとそれだけで誰かが嗅ぎ付けて何か揚足を取られて批判に晒されることもあるでしょうが、弁護士は基本的に自分で勝手に客商売しているだけですし、税金から給料を貰っているわけでもないですので、検事よりは批判される可能性が格段に低いでしょう。 さらに、検事は犯罪者を相手にする以外に仕事の選択肢はないでしょうが(その他、法務省内で他のポストに付く可能性はありますが。)、弁護士は何をするも自分次第です。大企業と共に巨大プロジェクトに携わる可能性もあれば、人権擁護のために金にならない仕事をすることもできますし、弁護士がしんどくなったら企業の法務部等に転職するという道もあります。 あと、実際、給料も相当に違います。弁護士であれば、超大手事務所は1年目から1000万円を超える報酬を得ることができる一方、検事は公務員なので、年次と共に等級があがり、1000万円にたどり着くのは早くても10年目以降でしょうか。 また、たまに弁護士は検事になれなかった人達であるかのような言い方をする人がいますが、個人的にはそれは正確ではないと思います。 検事というのは法律家が扱う分野のうちごく一部である刑事事件を扱うため、それに興味を示すのは司法試験合格者の中ではそもそも少数派です。大手事務所で大企業同士の、また、クロスボーダーの取引等を扱う弁護士の方が圧倒的に人気は高いと思います。誤解を恐れずに言ってしまえば、大手事務所の就職活動は非常に熾烈で、司法修習が開始する前どころか、司法試験の結果が出る前に決着がついていますので、検事志望者中には、大手事務所の内定が貰えずに…、という人も含まれている一方、就職活動を勝ち抜いて大手事務所の内定を貰った人が検事に流れるケースはあまり多くないと思います(見向きもしないのが普通です。)。また、私の実感としても、弁護士として大手事務所に行った人達の方が司法研修所では成績上位の人が多かったような気がします(ちなみに、裁判官は成績要件が非常に厳しいのですが、検事はそこまでではないと思います。少し前のことなので、今は傾向が変わってきている可能性はありますが。)。 と、色々書かせて頂きましたが、どちらもやりがいのある仕事だとは思います。
boyguidecrea様へ、 こんばんは。 Q、「あなたなら、弁護士と検事どちらになりますか?理由もお願いいたします!」 A、当然、検事です。 裁判官と検事は成績上位者から任命されます。 弁護士は、裁判官と検事になれなかった方々なのですよ。 また、検事は弁護士に転職できますが、弁護士が検事になる事は出来ませんね。 ☆資格ガイドのサイトです。↓ ●http://www.tuutenkaku.com/naiyou.houritu/sihousiken.html
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