給料が見合わないと思うのですが？

出張の基準はいろいろですが、会社に出社してから、帰社するまでの時間は会社に拘束されている時間なので、基本勤務時間に含まれます。残業代込みの給与だから残業代を払わないというのは、あきらかに法律に違反しています。基準労働時間は法律に定められており、（一日８Hまで）それを上回る場合は残業代を支払う義務があります。タイムカードがあるならば証拠として有用なので（かならず、コピーをとるなりで保管しておきましょう）、それを元に残業代の支払い交渉をしてみてください。もし拒否されるようであれば、お近くの労働基準監督署に相談してみてください。必ず払ってもらえるはずのものです。 ・・・ちなみに年俸制といえども残業代の支払いの義務があります。 例えば月額換算の支給額２０万円のうちの５万円が、残業予定分であり、月額５万円を超えている場合には、その不足分を支給するというような形をとらなければならず、その場合でも５万円以上の部分については支給しなければなりません。もちろん残業がなくても２０万円は保証されます。給与明細の内容を確認した上で、基本給が２０万ならば残業代はまるまるもらえるはずです。資格手当て等の名目でなんらかの金額が別立てになっていればその部分が残業予定という話になるかもしれません。ちなみに残業代は通常の賃金の２５％増しで計算が義務づけられています。（休日はさらに２５％増しです）