しが利くと思うんですが。
昔は法学部が看板学部で、文系の中では非常に難しかったからです。 なんでも法律が絡んできますし、実際のところ経済や経営というのは日本の企業経営の上では重要視されておらず 法学部であれば法曹や公務員試験にも対応できたので人気もあったということです。 昔は東京大学法学部⇒国家一種・大手企業というコースがエリートの典型例でしたが、最近は法学部だからといって重宝がれることはなく基本的は学部不問です。 一般的に男性と女性では文系・理系合わせても男性のほうが就職率が高い傾向があり、学部不問になったとはいえ 法学部・経済学部・経営学部などの政策科学系は男性が多いので就職率が高く出ますし、文学部や社会学部などは女性が多いので就職率が低く出やすいのです。(女性でも教員養成・管理栄養士養成・保育士養成などの学部学科は就職率が高いので学部のせいではない) 日本のトップ層に法学部が多いと感じる理由 ①伝統的な学問である②公務員採用試験等を経て官僚になる人が多い③司法試験を経て法曹になる割合が高い ①伝統的な学問である 旧帝国大学や有名私立大学など戦前からある大学に関しては法学部が必ずといっていいほどあります。 そういう大学に入った人の中から大手企業・公務員・法曹等になる人がいるので、結果的に経団連などトップ層に法学部が多いように感じれるのだと思います。 20年ほど前までは男性=根幹的業務、女性=補助的業務(寿退社前提)で考えられていたので女性でトップになれるひとは限られていました。そういう時代背景もあって女性は女子大学や短大に進むことが多く、文学部・家政学部・幼児教育などの学部を卒業しても事務職員や栄養士・保育士・教員になるしか社会進出が限られていたこともあります。なので女性が多い文学部・家政学部・保育学科からはエリートが出にくかった(事務職・専門職・教職に就くため)という傾向があります。 ②公務員採用試験等を経て官僚になる人が多い かつてのエリートは東京大学法学部を卒業して国家公務員(第一種)となり官僚となることでした。 官僚から政治家になる人などもいますので官僚と政治の世界には法学部が比較的多いのです。 ③司法試験を経て法曹になる割合が高い 文系難関資格である司法試験に合格して、弁護士・検事・裁判官になる割合が高いからともいえます。 やはり人々のイメージの中で国家権力として認識されているせいか法学部出身者=法曹というイメージが強いのです。 ①から③の理由があって、法学部は20年ほど前に大手企業の幹部・法曹・政治家の輩出率が高かったといえます。 また文系で人数が多い上に、男性が多く、営業や総務などはどの業種でも必要になるので法学部はつぶしがきいたといえます。 なので様々な業種や分野で活躍しているようにみえるのでしょう。 理工系などは技術職が多く、研究開発などにとどまることが多かったようですし 絶対的な人数が少ないので、どうしても表面に出てきにくいといえるでしょう。 さらに、昔は文系で営業などを経験した人間が出世していた経緯もあり、その中でも看板学部で潰しも聞いた法学部が活躍しているように見えるのではないでしょうか。 いままでは法学部の人間が幹部候補となることが多くありましたが、田中耕一さんのように理系出身でもフェローとなって専門性を活かしながらも組織を引っ張っていく人間が現れるでしょう。
ありがとうございます。参考になります。
社長になりやすい大学・学部ランキングというものがありました。上場企業トップ輩出率を出身大学及び学部上位30位を示したもので、これを見ると、学部別では経済、経営系が多く、必ずしも法学部系のトップが多いとは言えなさそうです。 http://ranking100.web.fc2.com/shachou001.html ご質問に上がった方たちは政治的な面で発信することがあるので、メディアの露出が多いし、公務員は概して法学部系出身者が多いことがあるからだと思います。 ただ、私も法学部出身ですが、私が在籍していた平成1ケタ前半の時代は、法学部が最もつぶしが利く学部なんて言われていたことがありましたよ(今の状況は分かりませんが)。
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