知的財産職について詳しく知りたいです。

某企業の知財部で特許技術者をしてる者です。 ・知財の仕事内容 →特許に限って説明しますと、会社のＲ＆Ｄで生まれた発明を特許庁に申請して特許化し、更にその特許を別の会社に権利行使したり訴訟を起こしたりするのが主な仕事内容です。その過程で特許申請を仲介してくれるのが弁理士であり、訴訟を仲介してくれるのが弁護士な訳です。 ・社会への貢献 →特許は自分の発明を世の中に公開する代わりに、その権利を発明者が独占できる制度です。技術者は他人の特許を見て更に改良を加えた発明をしようとします。また、普段使ってるパソコンには３００～４００の特許技術が使われていると言われています。特許などの知的財産は、無体財産とも言われておりますので、見えない形で社会に貢献しているんじゃないですかね。 ・やりがいを感じる事 →強い特許が取れたとき。その特許がひょっとしたら何億円というロイヤリティーを生むかも知れないという淡い期待が一応やりがいになってます。ただ、そのロイヤリティーは自分ではなく会社に入るお金ですが・・・。 ・仕事形態 →特許申請は主にデスクワークですので、几帳面で文章を読み書きするのが好きな人が向いています。また発明者と打ち合わせしなければなりませんので、コミュニケーション能力も必要です。権利行使の仕事は、他の会社の人との交渉能力が必要になってきます。 ご参考になればうれしいです。