中小企業診断士は合格しても、補習等を経なければ、合格自体がなかったことになり、再度試験を受けなければならないのでしょうか。

中小企業が経営環境の変化に対応できるよう経営支援する人という趣旨でこの資格は設置されています。毎年国や自治体から各種支援施策へ予算投入されますが個人で業務受託できるのは実質的に中小企業診断士が独占しています。中小企業庁も中小企業支援に携わる人のみに資格保有させようとするのでタイトルホルダーは自然消滅するしくみとなっています。 従ってご質問のとおり肩書きだけ必要な人には資格維持のためそれなりに金と時間を要します。又は海外赴任の時など資格停止申請をして更新期間を１５年に延長して試験やり直しの資格消滅を先延ばしにします。復活には診断ポイントと規定回数の研修受講が必要となります。又、試験合格から規定年度内に診断ポイントを取らないと資格付与される権利が消滅します。