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アニメーター

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アニメーターになるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。アニメーターを養成する専門学校等を卒業後、アニメーション制作会社に就職するのが一般的である。即戦力となる経験者を中途採用するケースも多い。コンピュータを使用したデジタル作画が普及しており、パソコンの操作ができることは必須となっている。
アニメーションが好きなことは当然であるが、人や自然を深く観察し、それを表現できる作画能力が必要である。また、創造力、作品の構成力、デッサン力などが求められる。さらには、長時間の繰り返し作業が連続するため、粘り強い性格と一定の体力も求められる。

仕事内容

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アニメーション制作という共同作業の中で、絵を描き、映像に動きを与える。アニメーションは企画、シナリオから作られた設定、絵コンテを基に、背景画、原画、動画を作成し、音声を入れ、編集を行って作品を完成させるが、この制作工程の中で、アニメーターはシナリオのイメージをビジュアル化する重要な部分を受け持つ。実写映画の役者が自分で演じるのに対し、絵を描くことで表現するのがアニメーターであり、作画監督、キャラクターデザイナー、レイアウトマン、原画マン、動画マンなどの総称である。

企画書を基にキャラクターデザイナーがキャラクターを作成し、絵コンテからレイアウトマンが画面構成をする。絵コンテ、キャラクター設定を基に原画マンが原画を作成し、動画マンは原画と原画との間に一連の動きのある絵を描いていく。作画監督は多人数によって描かれた絵を統一感のあるものにし、一つの作品にまとめる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 イラスト、デザイン作成ソフト(Illustrator、Clip Studio等)、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

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働き方の特徴

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主な就職先はアニメーション制作会社であるが、自宅などで個別に作画するケースも多く、近年ゲームソフト制作会社やインターネットのコンテンツ制作会社へと職場が広がっている。アニメーション制作会社の多くが都市部に集中している。アニメーションの制作では、作業が元請の制作会社から下請会社に依頼され、下請会社から更にフリーランスのアニメーターに依頼されるケースが多い。経験を積んだアニメーターは、フリーランスとして独立することもある。

個人の技術と能力が重視される職業で、出来高払の賃金形態が多く、能力による収入の差は大きい。製作時間に余裕がないときには、残業や休日に仕事をすることもある。若手・新人アニメーターの不足が深刻であり、手間のかかる工程は人件費の安い海外への制作発注も増えている。海外からの評価も高い日本のアニメ産業の国際競争力は強く、アニメーターの需要は今後も拡大が見込まれる。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    240,200

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    169時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    463.2万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    41.5

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    23.3万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    1.28

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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